<ダンカン・ケイン>
ヴェロニカの元彼ダンカンは、金持ち息子で、成績優秀、そこそこ正義感も強いようだし学校の人気者で生徒会長にもなる。でもそのわりにはパッとしないキャラなんだよな。ちょっとおまぬけなところもあるようだし、あんまりイケメンって感じでもないし(失礼)。そもそもあのローガンと親友っていうぐらいだからね。ローガンが元カノ ヴェロニカに嫌がらせしてても何とも思わないのかとか、ヴェロニカに未練があるのないの等々、よくわからないキャラです。リリーの死後、精神的にまいって抗うつ剤を飲んでいるようですが、それ以外にもどこか病んでいるらしいです。時々、ちょっとアブノーマルな感じもするし、不思議ちゃんです。
<いろいろ複雑エコール家>
ローガンがなぜああいう性格に育ったのかがわかった気がします。両親は、世間がうらやむハリウッドスターの美男美女カップル(という設定らしい)。でも父アーロンは外にはいい顔しつつ、体罰やら浮気やら…。母リンは見て見ぬふりだし、おかげでローガンひねくれたな。
epi11あたりからこのエコール家が劇的な展開をみせます。アーロンがストーカー女に刺されたり、リンがアーロンの浮気についてマスコミにリークしたり、「もう離婚だ~」みたいに言いあいをした後、リンが橋から飛び降り自殺したり。でもリンの遺体が見つからないので、ローガンは母が生きていると信じ、ヴェロニカに捜索を依頼したり…。
そうこうしているうちにだんだんローガンが興味深いキャラに思えてきました。このドラマの核はリリー殺害事件で、それに深くかかわっているはずの肝心のケイン家やダンカンがいまいちパッとしない分、エコール家がおもしろい!? 今後、リンの捜索を通してヴェロニカとローガンの関係に変化があらわれることを期待します。リリーが死んだのはヴェロニカのせいでもローガンのせいでもないし、ヴェロニカに浮気をちくられたのをローガンが根に持つのもどうかと思うけれど、恋人を失った悲しみ故と思えば理解できるかな。少なくとも、何考えているのかわからないダンカンよりよいです。
<リリー殺害事件のその後>
リリー殺害事件についてはゆっくりゆっくり進行中。ちょこちょこ新たな事実が出てきますが、急展開はまだなし。というか新事実が出てきても次epiではスルーされてたりするんです。これまでに出てきた新事実は、リリーの死亡推定時刻が実際はもっと後でそうなるとアリバイが崩れる人多数とか、ヴェロニカ・ママとダンカン・パパは元恋人同士で、ヴェロニカはダンカン・パパの娘かもしれないとか。ケイン・ソフトウェアの警備主任が関わっているらしいとか。リリーは一時期、ウィービルと付き合ってたとかetc... 今、epi13まで見て、残り9話。season1で決着がつくのかしら。
ダンカンとヴェロニカの夢や回想シーンに出てくるリリーが何気に好き。ちょっと軽薄そうな感じで、なぜ殺されたのかわかるような気もします。陰謀うんぬんとはまったく関係なく、衝動的に殺されたのかなと思ってみたり。ダンカンに迫るゴースト・リリーはちょっと迫力でした。そんな感じでもっとダンカンにカツを入れてほしい…。
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