2009年3月28日土曜日

Supernatural season4 epi16

Supernatural season4 epi16 "On the Head of a Pin"の感想。



以下、ネタバレ。

7人の天使が殺された。犯人はもちろん悪魔だろうけれど、Alastairは口を割らない。そこでディーンに拷問で聞き出してくれと頼みに来たCastiel & Uriel。パメラのお葬式から帰ってきて早々、天使たちに助けてくれなんて言われて、最近かなりお疲れ気味のディーンは怒ってます。おまけに拷問してだなんて頼みにうんと言うわけはなく。でも天使たちはお願いしにきたというより有無を言わせずという感じ。ディーンを連れて瞬間移動(?) サムおいてけぼり…。

嫌だ嫌だと言いつつ、結局はCastielの頼みで拷問をOKしたディーン。Alastairはこんなやばい状況でも愉快に歌なんか歌って余裕ですね。しかもよくしゃべる。この悪魔いいわ~。手が出せなきゃ言葉攻めみたいな感じでネチネチと。しかもディーンにはこれがよく効くんです。Alastairは、ディーンと同じようにジョンも拷問したけれど、100年たっても彼は決して屈しなかったと明かした。しかもDevil's gateが開いた隙に地獄を自力脱出って、親父強すぎ。それに比べてディーンはたった30年で折れてしまった。30年でも十分だと思うし、こんなことでまた自分を責めることになってほしくないけど、今のディーンの精神状態を考えると無理だろうなぁ。冷たい表情で拷問を続けるディーンはかっこよかったけれど、苦しい胸の内を悟られまいと必死な感じもしました。

この間、隣の部屋で待機中のCastielのもとにはAnnaがやって来た。「神が拷問なんて命じるはずない。やめさせて。あなただって本当はわかってるんでしょう?その感情は"doubt"よ。私と一緒に真実を探しましょう」みたいなことを言ってCastielを誘うAnnaですが、堕ちた奴と一緒にするなと怒ったCastielは聞く耳持たず。これとちょうど同タイミングで、Alastairを拘束しているDevil's trapが壊れ始めたので、Annaに裏があるのかと疑ってしまいましたが…。

一方、置いてきぼりをくらったサムは、ルビーの協力を得てディーンの居場所を探し出し、ルビーの血を飲んで栄養補給。サムのパワーアップの秘密は悪魔の血でした。サイキック・パワーのトレーニングだけならまだしも、そこまでやっちゃうのか?? すっかりサムを手なずけた感じのルビーの真の目的は何なんでしょう…。

天使殺しについては口を割らないAlastairですが、最初のsealを破ったのはディーンだったという重大事実を明かしてくれました。これにはさすがにガビーンなディーン。今にも泣き出しそうな顔してかわいそうに…。それでもまだ拷問を続けようとするけれど、とうとう壊れたDevil's trapから出てきたAlastairの逆襲でボコボコに。これまでのepiでもそうだけど、彼はAlastariにまったく歯が立たないんですね。一発ぐらい殴り返したかな…。

ディーンが殺されそうなところへ、ようやくCastielが駆けつけ、Alastair v.s. Casの殴り合い対決へ。天使も悪魔も人間の体を粗末にしすぎです。一応、借りものですよ。もっと他のやり方はないのかしら。霊体になってやってくれたらよいのに。どうみてもケンカは強そうに見えないCastielは天国へ送り返されそうになりピンチ。悪魔が地獄に送り返されるのを嫌がるのはわかるけど、天使は別にいいんじゃないのと思ってみたり。あの世とこの世を行き来するのは相当、体力がいるんでしょうか?

Castielもやられそうになったところでサム登場。前回よりもさらにパワーアップ。Alastairはなすすべなしな感じで、天使殺しは自分たちの仕業ではないとあっさり口を割りました。するとサムはAlastairを地獄に送り返すのではなく殺してしまいました。Cas唖然。もうコルトの出番なし? ディーンは心も体もすっかり弱っちゃったし、Casも意外と弱くてあてにならないし、サムがしっかりするしかなさそうですが、どこまで進化するんでしょう。本人がどこまでわかってやってるかも問題。いいようにルビーに踊らされてるだけなのか、それとも意外といろんなことを知ってて悪魔や天使の裏をかいてのことなのか。season4のサムはCasの出番は多い時は出番が少ないし、ディーンに対する態度も変わってしまったし、真意がよくわからないです。このまま悪い方へ堕ちて行ってほしくはないし、彼は賢いはずだし、最後のどんでん返しで全てはディーンのための自己犠牲だったとか、きちんとした意味付けをしてほしいです。

ディーンはかなりの重傷で病院送り。「お前らのせいだ。Devil's trapぐらいちゃんと作れよ。責任とってディーンを治せ」と怒るサム。ごもっともです。平謝りのCas。サムにあんな風に言われて天使の立場なしですよ。しかも天使殺しの犯人は悪魔ではなかったとなれば、巻き込まれたディーンもAlastairもいい迷惑でした。

天使殺しの犯人はUriel。彼はLuciferの信奉者になっていました。ということで今度はCastiel v.s. Urielの天使対決勃発。また殴り合いのケンカ。だから他にやりようはないのかしら。やっぱりCastielは弱くてピンチでしたが、今度はAnnaがUrielにとどめを刺しました。かなりおまけキャラな感じだったUrielはこれにて退場。天使側はUrielからAnnaへ選手交代な感じです。

ラスト、意識を回復したディーンは、Castielに本当に自分がApocalypseをはじめたのか、それならなぜ地獄においといてくれなかったのかと尋ねた。Castielは「Apocalypseをはじめたものだけがそれを終わらせることができる。君を責めているわけじゃない。これは運命だ。君は止めなくてはいけない」と、また重いこと言います。ディーンはもう、こんなことなら地獄にいた方がまし、セカンドチャンスなんていらなかったって思ってるよね…。「自分には無理(涙)」なディーン、確かに無理っぽい。このまましばらく入院して休んだ方がよさそう。ディーンがここまできたら、サムが悪魔の血でも何でも飲んで強くなるしかないかもと思ってみたり。Apocalypseを止める方法は天使にもわからないらしいけど、たぶん命がけだろうし、はじめた責任とってLuciferを道連れに死ぬことになるとかだったら、そうさせないためにサムがどんな手段をとっても強くならなきゃいけないのもわかるし。それにしてもseason4, かなり話が大きくなりましたね…。

BONES season3 epi11~epi13

BONES season3 epi11~epi13の感想。

season3は全15話。ちょっと短いですね。
以下、ネタバレ。


epi11 観覧席に埋もれた青春 "Player Under Pressure"

個人的には、このepiの死体のゲェ~度がseason3では一番でした。ああなったのが死んだ後だったっていうのがせめてもの救い。死体は観覧席につぶされていたんだけど、七面鳥でその状況を再現してくれるホッジンス&ザックの実験大好きぶりが笑えるけれど、リアルに想像して余計に気持ち悪くなりました…。

被害者は大学バスケのスター選手。恋人、コーチ、ライバル選手etc... 利害関係がいろいろあって殺人事件のネタにはぴったりみたいですね。アメリカらしい。

ブレナンは、大学はスポーツを重視しすぎだとか、スポーツは戦争の代用だとか言ってブースを怒らせた。人類学的に言ったらそうかもしれないし、面白い理論だと思うけど、大学の授業以外でそんなこと言ってたらいろんな人を敵にまわしそう…。


epi12 悲しき子守歌 "The Baby in the Bough"

車の中から女性の焼死体。近くの木の上には、車からチャイルドシートごと飛び出して木に引っ掛かったと思われる赤ん坊。ブースはさすが一児の父だけあっておむつをかえるのも手慣れた感じですが、ブレナンは異星人でも見るかのような目です(笑) うっかり証拠のカギを赤ん坊が飲み込んでしまったので、カギが出てくるまで里親の資格を持つブレナンが預かることに。ブース&ブレナン&赤ん坊が疑似家族みたいな様相でほのぼのでした。

ホッジンスは金属探知器を持ち出して、赤ん坊をチェック。半分遊んでるよね、楽しそう…。アンジェラはたくさん子供がほしいそうだけど、millionって具体的に何人かなぁと心配気(?)なホッジンスが笑える。最近、アンジェラの離婚問題の話が出てこないけど、まだ決着がついてなかったんですね。

最初は赤ん坊の面倒なんて見れるのかって感じのブレナンでしたが、だんだん愛着もわいてきたよう。車の焼死体は赤ん坊の母親だったけど、「ブースは優秀だし、自分で言うのもなんだけど私は最高」だから犯人を見つけるから大丈夫よと言って、手をひらひらさせながら「指骨よ~」とあやしてあげる。もっと他のあやし方はないのか(笑) 赤ん坊は意外にもブレナンの指骨を気にいってくれたようでしたが。

殺人の舞台になった町は主幹産業を失ってすごい寂れようだったけど、本の執筆でかなり儲かっているブレナンが一役買って、町が復興するとよいですね。赤ん坊は母親の友人夫婦に引き取られ、きっと幸せに暮らすことでしょう。殺人事件のお話にしては希望が持てる終わり方でよかった。


epi13  真実が裁かれるとき "The Verdict in the Story"

すごい状態の骨が出てきたのに、ブレナンのお父さんの裁判が始まるということであの骨の捜査はお預け?気になるわ~。ブースが「絨毯です巻にされたんじゃないか」と言うもんだからブレナンは笑いがとまらない…。

このepiもseason2を見てないので??なところが多数。ブレナン父はてっきり有罪確定なのかと思ったら、そうではなかったんですね。結局、無罪になったけれど、FBI副長官殺しの真犯人は誰? これまでのブレナンの態度からしても、ブレナン父が殺したものと思ってました。

裁判では、ブレナン以外は検察側証人に。ザック以外は心苦しい様子。弁護側の鑑定証人を務めるのはクラーク。epi1にザックの後任候補として登場したけれど、ザックがイラクから戻るやお払い箱になってちょっとかわいそうだったけれど、再登場があってよかった。最初はこんなガキで大丈夫かとブレナン父には信用されていない様子だし、ザックも自分の方が優秀だしミスもしないもんねと自信満々だったけれど、意外にもそのザックのミスを発見して健闘してくれました。クラーク、結構好きなキャラなのでまた出て来てくれないかな~。

裁判中に、通路をはさんでしゃべってばかりいるブース&ブレナンは、裁判長に注意されてばかり。終いには離れて座りなさいと言われる。子供みたい(笑) どうせなら隣同士で座っちゃえば。ブースも検察側証人だったけれど、なんだかんだでブレナンを支えてくれました。スイーツのセラピーはいりません…。

2009年3月21日土曜日

BONES season3 epi8~epi10

BONES season3 epi8~pi10の感想。



以下、ネタバレ。

epi8 狙われた騎士 "The Knight on the Grid"


ゴルゴモンは強敵らしい…。
あの銀の骸骨制作が生きがいらしい…


一度はブースに助けてもらったロビイストのおじさんは、ラストでクローゼットの中からガオーッと襲われて死亡?あのシーンはちょっとびびりました。FBIの忠告は素直に聞くものですよ。

season1はまだ途中だし、season2も見ていないのでブレナンのお兄さんにまつわる話がよくわからなかったです。やっぱり順番に見た方がよいですね。娘が重病と知らされてのこのこFBIにやって来るのとか、ちょっとぬけてる感じのお兄さんでした。ブレナンは頭よくて、かなり頭固いのに、父と兄はのほほんとしてるような…。

epi9 クリスマスの奇跡 "The Santa in the Slush"

クリスマス前にサンタクロース殺害事件発生。被害者がサンタなら加害者もサンタ。サンタのお尻を嗅いで犯人を見つけるなんて(笑)。殺人事件なんだけどなんだか楽しい事件でした。

ブレナンはクリスマスをペルーで骨と過ごすらしい。お父さんは久し振りに家族でクリスマスを祝いたがるけれど、刑務所の中だし、ラスは娘に刑務所にいることを知られたくないし。わがままな家族だ…。ブースにもクリスマスを家族で祝うよう勧められたブレナンは、クリスマスパーティーのために夫婦面会用のトレーラーを借りることに。キャロライン検事は交換条件でブースとヤドリギの下でキスしろと言って面白がっていたけれど、2人のキスが予想以上にディープというかまるで本当の恋人同士な感じだったのでドンビキ(笑) ヤドリギを用意してガム噛んで準備OKなブレナンも可笑しかったです。

結局ペルー行きはキャンセルして家族とクリスマスを過ごすことにしたブレナン。ブースの粋な演出もありHappyなラストでした。


epi10 泥に沈んだ栄光 "The Man in the Mud"

カップルが夜中に人気のない山の中(?)で変な泥風呂に入っていちゃついてたら、中から骨が出てきてキャー!! そんなところに入らなきゃいいのに。

骨の主はバイク・レーサー。トップレーサーだけど、ライバルを蹴落とすために汚いこともしていたよう。ここまではよくある話にみえたけど、容疑者にあがったライバルレーサーのダニーが、バイクに細工されて事故死したあたりから面白くなりました。ダニーの死は真犯人には誤算だったようで、今回の事件はなかなかよかったと思います。

ブース&ブレナンはスイーツとその彼女とダブルデートをすることに。一応セラピーの一環です。4人で仲良く陶芸教室へ。他の三人がろくろを回している中、陶芸は初めてのブースだけ粘土遊びみたいになっているのはやっぱりねな感じでしたが、意外にも才能があったみたいでした。スイーツは私の中で鬱陶しい存在になりつつあります。ラスト、彼女に振られて落ち込んでいる彼を励ましてあげるブースとブレナンは大人だなぁと思い、ブースがスイーツをガキ扱いしているのがわかった気がしました。

2009年3月20日金曜日

BONES season3 epi5~epi7

BONES season3 epi5~epi8の感想。

以下、ネタバレ。


epi5 ハロウィーンの悪夢 "Mummy in the Maze"

日本語タイトルの通り、ハロウィーンネタ。みんなの仮装が楽しい。ブレナンはワンダーウーマン。毎年この仮装らしい。キャットウーマンに扮したカミールと互いにライバル心沸々。2人ともきまってます。ザックの変な牛の仮装には笑った。ホッジンス&アンジェラはまあ妥当な感じ。ブースはクラーク・ケント?最初は「何その冴えない格好!」と思ってしまいました。

事件の方はかなり残酷。少女を誘拐して拷問・殺害、ミイラ化した死体をハロウィーンのお化け屋敷の作り物の死体に混ぜて遺棄。犯人はかなりのサイコ・キラーだったけど、大して見せ場もないまま射殺されてお終いだったのが残念。おかげで事件の凄惨さのわりには大して印象に残らなかったです。

それよりも、ハロウィーンの仮装したまま連続殺人犯のアジトへ急行したブースとブレナンがおもしろすぎ。ブースはまだしも、ブレナンのあの格好は無防備すぎないか?でもしっかり大きな銃を持って来ていてやたらに撃ちたがるのが可笑しい。ブースになかなか撃たしてもらえず、撃ったら撃ったで弾が跳ね返ってブースにあたるし。意外にも蛇を怖がってブースにおんぶしてもらうブレナンもかわいくて、普通ならもっと緊迫したシーンになったかもしれないのに全然ハラハラせず。犯人に誘拐・監禁されていた女の子を無事救助できたのはよかったです。「娘は死んでる。母親だからわかるの~」と言ってたあのお母さんは、そんな決めつけないでもっと希望を持とうよという感じでした。結局、娘は助かったし、娘が知ったらどう思うかな…。


epi6 燃え尽きた優等生 "Intern in the Incinerator"

ジェファソニアン内部で殺人事件発生。 犯人もジェファソニアン内部にいる!?
ジェファソニアンって大きい組織なんですね。普段、忘れているけど骨以外にもいろいろあるんだな~というのがわかるepiでした。それからepi1の事件の犯人はゴルゴモンと判明。なんじゃそらって感じですが…。ゴルゴンゾーラと言い間違えてるブースが可笑しかったです。


epi7 タイムカプセルの少年 "The Boy in the Time Capsule"

久しぶりに高校の同級生が集まってタイムカプセルを開けたら中には得たいの知れない液体。気持ち悪い。そしてもちろん骨もでてきました。 season3はseason1に比べてゲェ~な死体が出る頻度が高いような気がします。

ブレナンたちジェファソニアンのメンバーは頭はよいけど変わり者。高校時代は、ブースのようないわゆる勝ち組にいじめられ、あまりよい思い出はないよう。まあみんな立派な大人に育ってよかったね。ブース&ブレナンも今では最高のパートナーだし。いつまでスイーツのセラピーを受けるんでしょう?あれも仕事のうち?費用はFBIもち?スイーツは今後、セラピーだけでなく事件捜査にも首を突っ込んできそうな感じです。彼って生理的に受け付けない感じのキャラです。心理学の講釈も面白くないし…。

2009年3月15日日曜日

Supernatural season4 epi15

Supernatural season4 epi15 "Death Takes a Holiday"についての感想あれこれ。

epi14の後、少し間があいて先週木曜にepi15の放送がありました(アメリカ現地時間)。ちょっと久しぶりの新epiです。以下、ネタバレ。

<兄弟ゲンカのその後>
epi14 "Sex and Violence"で、"Siren"の術にかかっての激しい兄弟ゲンカの尾を引いてのepi15でした。サムはサイキック・パワーのことやら、ルビーとのことやら、それをディーンに隠していることも、もう開き直ってるような感じで「秘密なんてないよ」と白々しいこと言ってますが、ディーンは引きずりまくり。サムに「さあ仕事だ、行くぞ」と言われても、「本当に俺に一緒にいってほしいの?」なんて言ってます。season4、ここまでいろいろあってディーンは精神状態どんどん悪くなっているし、暗いです(涙)。

<サム、パワーアップ!>
前回、ディーンに向かって「お前は弱い」だの「俺の方がいいハンターだ」だのひどいこと言ってたサムですが、確かに強い。epi9ではAlastairに歯が立たなかったけれど、今回は形勢逆転。Alastairはサムに悪魔払いされる前にさっさと逃げたし。一方のディーンは、Alastairに吹き飛ばされてあえなくノックダウン。これで弱いと言ったらディーンが気の毒だけれど、でもやっぱり兄貴、体の方も弱ってる?昔は頭から血が出てても平気でインパラに乗ってGO!でしたが、今回はモーテルのベッドでグデ~ンとしてたし。後半でAlastairから逃げたと思ったら、すぐに見つかって「俺様から逃げられると思ってるのか~」と詰め寄られ時も、やばいやられると心配になるほどディーンはか弱い感じ。精神的にも弱ってるし、誰かが守ってあげないとやばそうです。

<サム&ディーン幽体離脱>
今回のお仕事は、死ぬはずの人間が死なない奇跡の町の調査。「奇跡なんかないさ。取引かなにか、どうせ碌なことじゃない」と言うサム。サムを生き返らせるために悪魔と取引したディーンを遠まわしに非難しているととるのは考えすぎ?

誰も死なないのは死神がお留守のせい。死神を殺すことでSealsを一つ、破れるらしく、悪魔が死神を誘拐したらしい。二人は死神に接触するべく、パメラの助けをかりて幽体離脱。霊体になって楽しそうなディーンにちょっとほのぼの。ものを動かしたり、瞬間移動(?)する術を特訓し、死神をさらったAlastairと対決。いつもは岩塩ショットで霊を撃っている2人ですが、今回は立場逆転、撃たれる側に。あれって痛いのかな…。岩塩ショットで吹き飛ばされて消えて、また戻ってくる2人がおもしろかったです。

<帰って来たテッサ>
season2 epi1で登場した死神テッサが再登場。ディーンと久しぶりの再会です。season2の時もそうだったけど、テッサはディーンの心の内をよくわかってるような気がします。ディーンもついつい、「あの時、君と一緒に行けばよかった」と漏らす。これは本音かな? season2の時も自分の身代りになってジョンが死んだことを悩んでたけど、ラストで黄色い目の悪魔を倒して、地獄を脱出したジョンと感動の再会をして乗り越えた感じだったのに。ここへきて「あの時死んでればよかった」と思いだしているのは辛いよ~。しかも、そのことをもうサムには言えなくてテッサに打ち明けたのかと思ったらますます辛い。

テッサが別れ際にディーンに言ったセリフは意味シンでした。「心の底ではこれから悪いことが起こると感じているんでしょ」「奇跡なんてない。自分の直感を信じなさい」 この言葉からすると、天使たちがディーンにさせたいこととかサムが今後どうなるのかとか、いずれにしろいいことはなさそうです。でもテッサとの再会はディーンにとって意義あるものだったはず。彼女、ディーンの支えになってくれそうな感じのいいキャラだと思うのでまた出て来てくれないかな~。

<帰って来たCastiel>
epi10以来、出番のなかったCastiel登場。肝心なところでは助けてくれない天使たちですが、Alastairに見つかってディーン、ピンチのところでAlastairを捕まえて、出てきました。私はCastielも含め天使たちが好きじゃないので、ああついに出てきた~とちょっとげんなり。悪魔ってわかりやすいんだけど、天使はなんか意味不明。そのくせ態度は尊大というか…。

<さよならパメラ>
season4 epi1からお世話になってたパメラ。今回も幽体離脱に力を貸してくれたのですが、兄弟の幽体離脱中に悪魔に襲われて死亡。初登場の時から失明して、兄弟に関わったばかりに不運に見舞われた感じでした。パメラはサムがサイキック・パワーで悪魔を追い払ったことを感じ取っていた。彼女が死に際にサムに残した言葉は、サムに重くのしかかる…かな?「あなたが何をしたかわかってる」「正しいことをしていると思っているなら、もう一度考えてみなさい」 同じようなことはこれまでディーンも言ったけど、結局聞き耳もたずだし。でも考え直した方がいいよ。ルビーとこそこそやってないで、ディーンの面倒もみないと彼も壊れちゃいそうだし…。

<次回epiは…>
epi16 "On The Head Of a Pin"の予告編&promo picを見たら、ディーンはAlastairにぼこぼこにやられて血まみれ…。大丈夫か?? ますます心配です。

The Closer season 1 epi12 & epi13

The Closer season1 epi12 & epi13の感想。以下、ネタバレあり。

epi12 "Fatal Retraction "
ドラッグ中毒で死んだ女性は、フリンが3年前に担当した殺人事件の被害者だった?? てなわけで捜査ミス発覚どころか証拠捏造の疑いまでかけられるフリン。ピンチ!?

今回登場の連続殺人犯ビル・クローリックはなかなかのツワモノかもね。頭もよいし、ブレンダの尋問テクにもひっかからない。彼には2件の殺人容疑がかけられていたが、1件目のアンナ・タンディ殺害容疑では無罪。2件目のリサ・バーンズ殺害容疑で死刑を宣告されていたのだが、リサがドラッグ中毒で死んだので、被害者が別人ということになり釈放される。クローリックを犯人と確信し、何が何でも有罪に持ち込みたかったフリン&担当検事は、被害者の身元を間違えるミスを犯し、ブレンダにぼろかす言われてます。ブレンダが凄腕なのはわかるけれど、彼女と比べると時々、他の捜査官たちがバカに見える演出をどうにかしてほしいなぁと思ってみたり…。みんなそこそこ優秀なんでしょ?でないとL.A.市民は困るでしょ。

結局、2件目の殺人はクローリックの手口をまねた別人の犯行とわかり、クローリックは無罪放免。彼の再登場&ブレンダとの再対決はあるかな?あのまま野放しは気分悪いので、そのうちケリをつけてほしいです。

テイラーは実はフリン以上に意地汚いキャラだったようです。ちょっとがっかり。彼には、ブレンダとお互いの実力を認めあいつつ、健全なライバル心をもって張り合ってほしいなぁと思っていたのですが…。フリンはテイラーに見切りをつけて自分から転属願を出すことに。まさかこんな展開になるとはね。

epi13 "Standards and Practices "
season1最終話。ハリウッドの大物プロデューサーがジャグジーで溺死。現場で、ブレンダのモノマネをしてみんなに指示を出すプロベンザが笑える!うんうん、わかるわかる、ブレンダってそんな感じだよねというモノマネでした。容疑者候補は、被害者に暴力をふるわれていた妻とその家族。家族は犯行時間にそろって食事をしていたことをアリバイにするけれど、身内のアリバイ証言は警察に信じてもらえないようです。かばい合うからね。でも容疑をかけられた側にとってはつらいなぁ。

犯人は完全犯罪を狙ったんだろうけれど、地下鉄の防犯カメラに映っちゃまずいでしょ。帽子を忘れる単純ミスもいただけない。ブレンダが、弁護士をつける権利を放棄したら、奥さんを共犯容疑にはしないと言うのはどういうこと?彼がなぜ権利を放棄しないといけないのかわかりませんでした。取引?それともブレンダの脅し?権利は権利なんだし、奥さんが知らなかったと言い通して、裁判でもうまくふるまって陪審を味方につければ無罪になりそうな気もするんだけど。なんか犯人の肩をもつようですが、ここが納得できない…。

それから、ブレンダは捜査官としての資質に問題ありとして内務調査部に訴えられてしまう。匿名の訴えとはいえテイラーの仕業というのは周知の事実。そこで、ブレンダのためにチーム全員が団結して退職願を出す。これってかなり勇気がいるよね。自分の生活もかかってるんだし、よっぽど自分の能力に自信があって、かつ上司を信頼していないとできない。epi1では全員に転属願を出されてそっぽむかれたブレンダですが、ここへきてようやくみんなに認めてもらえたようです。これまで一度も敬意を払ってくれなかったフリンにも褒めてもらったしね(脚のことだけど)。上司として部下にテキパキ指示を出して、上司としての実力を示すのも大事だけれど、あんまり偉そうにしずぎてもダメだし、もっと部下を褒めてあげて、時には飲みに行ったりしてもっとコミュニケーションをとれるともっといいチームになると思います。ってなんか偉そうですね。

というわけで、season1は全13話でお終い。あっという間でした。ちょっと短いような気もしますが。日本ではseason3までDVDが出てるので、このままseason2に進もうかと思ったけれど、中途半端に見ているBONESとか、そろそろseason4を見始めようかと思っているLOSTもあるので、Closerはしばらくおいとくことにしました。変なところで切って、次どうなるのよ!な終わり方じゃなくてよかったです。

2009年3月14日土曜日

Veronica Mars season1のその後

season1をゆっくり見ています。それなりにおもしろいのですが、続きがめちゃくちゃ気になるという訳でもないし、展開はゆっくりめだし、ヴェロニカの探偵としてのお仕事もさすが「高校生」探偵ねという感じだし…。epi1の感想を書いたけど、一話ずつ感想を書くほどでもないので、まとめていくつか思うところを。以下ネタバレあり。


<ダンカン・ケイン>

ヴェロニカの元彼ダンカンは、金持ち息子で、成績優秀、そこそこ正義感も強いようだし学校の人気者で生徒会長にもなる。でもそのわりにはパッとしないキャラなんだよな。ちょっとおまぬけなところもあるようだし、あんまりイケメンって感じでもないし(失礼)。そもそもあのローガンと親友っていうぐらいだからね。ローガンが元カノ ヴェロニカに嫌がらせしてても何とも思わないのかとか、ヴェロニカに未練があるのないの等々、よくわからないキャラです。リリーの死後、精神的にまいって抗うつ剤を飲んでいるようですが、それ以外にもどこか病んでいるらしいです。時々、ちょっとアブノーマルな感じもするし、不思議ちゃんです。

<いろいろ複雑エコール家>
ローガンがなぜああいう性格に育ったのかがわかった気がします。両親は、世間がうらやむハリウッドスターの美男美女カップル(という設定らしい)。でも父アーロンは外にはいい顔しつつ、体罰やら浮気やら…。母リンは見て見ぬふりだし、おかげでローガンひねくれたな。

epi11あたりからこのエコール家が劇的な展開をみせます。アーロンがストーカー女に刺されたり、リンがアーロンの浮気についてマスコミにリークしたり、「もう離婚だ~」みたいに言いあいをした後、リンが橋から飛び降り自殺したり。でもリンの遺体が見つからないので、ローガンは母が生きていると信じ、ヴェロニカに捜索を依頼したり…。

そうこうしているうちにだんだんローガンが興味深いキャラに思えてきました。このドラマの核はリリー殺害事件で、それに深くかかわっているはずの肝心のケイン家やダンカンがいまいちパッとしない分、エコール家がおもしろい!? 今後、リンの捜索を通してヴェロニカとローガンの関係に変化があらわれることを期待します。リリーが死んだのはヴェロニカのせいでもローガンのせいでもないし、ヴェロニカに浮気をちくられたのをローガンが根に持つのもどうかと思うけれど、恋人を失った悲しみ故と思えば理解できるかな。少なくとも、何考えているのかわからないダンカンよりよいです。

<リリー殺害事件のその後>

リリー殺害事件についてはゆっくりゆっくり進行中。ちょこちょこ新たな事実が出てきますが、急展開はまだなし。というか新事実が出てきても次epiではスルーされてたりするんです。これまでに出てきた新事実は、リリーの死亡推定時刻が実際はもっと後でそうなるとアリバイが崩れる人多数とか、ヴェロニカ・ママとダンカン・パパは元恋人同士で、ヴェロニカはダンカン・パパの娘かもしれないとか。ケイン・ソフトウェアの警備主任が関わっているらしいとか。リリーは一時期、ウィービルと付き合ってたとかetc... 今、epi13まで見て、残り9話。season1で決着がつくのかしら。

ダンカンとヴェロニカの夢や回想シーンに出てくるリリーが何気に好き。ちょっと軽薄そうな感じで、なぜ殺されたのかわかるような気もします。陰謀うんぬんとはまったく関係なく、衝動的に殺されたのかなと思ってみたり。ダンカンに迫るゴースト・リリーはちょっと迫力でした。そんな感じでもっとダンカンにカツを入れてほしい…。

The Closer season1 epi10 & epi11

The Closer season1 epi10 & epi11 の感想。ネタバレあり。



epi10 "The Butler Did It "

執事が首つり自殺。彼には殺人容疑がかけられていた。一見、罪を悔いての自殺。でも彼は無実で真犯人を知っていたらしく、しかも自殺ではなく他殺とわかる。邦題の「尽しすぎた男」で誰が犯人かわかってしまう気がするのですが…。犯人が悔いているのは、友人でもあった執事を殺したことではなくどうしようもないバカモノ三人兄弟の根性を叩き直せなかったことだそうです。確かに手のかかる兄弟でした。はたから見てると笑えるけど、あんなのが身内にいたら気が狂いそう…。

ブレンダは縦列駐車が苦手。やっぱりという感じです。自殺(殺人)現場の家の門が開かないので、パトカーを借りると言った時はてっきり門を突き破るのかと思ったけれど、そんな無茶はしませんでした。


epi11 "L.A. Woman"

病院の駐車場で、イラン国籍の実業家ラジ・モクタリとそのボディーガードが銃撃されて殺された。妻レイラと病院の医師グラハムが犯人の黒いSUV車を目撃。FBIはモクタリにテロリストの疑いを持っていて…。

今回はフリッツがFBIから派遣されて捜査に参加。彼って一応、FBI捜査官なんですよね。あんまり仕事しているところを見たことがないので、彼のバリバリ捜査官っぷりが見れるかと期待していたらちょっと残念な感じでした…。警察とFBIの縄張り争いって、映画やドラマでよく見るけど実際はどうなんでしょう。そんなとこで張り合ってないで仕事しようよと思ってみたり。ブレンダもFBI(というかフリッツ)にはよくお世話になってるでしょ。フリッツが気の毒。でもおかげでチームのメンバーが「FBIは嫌だけどブレンダの言うことなら聞くよ~」的な雰囲気になってよかったのかも。


これまでブレンダに忠実だったガブリエルは、SUV捜しばかりさせられて不満を募らせてる感じ。現場から走り去ったのかと思いきや、駐車場から出たSUVはないし、だったら駐車場にまだあるの?ということで大捜査。テイラー警部の好意というか嫌がらせ(?)で、フリンが助っ人で来てくれました。強盗殺人課に戻ってもう出番なしかと思ったのに相変わらずな感じで出てきたよ。ガブリエルは未だ板挟みな感じでかわいそうに。でも、最後の方でブレンダが取調の中で、「もっとも優秀で信頼できる部下にSUVを探させた」とさらっと言うのを聞いて報われたようです。ブレンダがちゃんと彼を評価してくれていてよかった。嬉しそうにニヤニヤしたガブリエルがかわいかったです。

今回の事件は個人的にはいまいち。FBIの絡み方とか、犯人のその後とか。ブレンダ、せめてプライベートではもっとフリッツを大事にしてあげてください。

2009年3月9日月曜日

The Closer season1 epi8 & epi9

epi8 "Batter Up"


バットで殴打されたゲイの男性がゲイバーに運び込まれて死亡。付近では、ゲイを狙った強盗事件が相次いでおり、ゲイ差別主事者の犯行かと思われたが…。


政治家は圧力をかけてくるし、ポープは相変わらず頼りないし、強盗殺人課は余計なことして足を引っ張るし…。でもなんとなくブレンダと部下の距離が縮まった感じです。特にプロベンザ警部がよかったです。テイラー警部に容疑者を尋問させておいて、ブレンダに問い詰められたら知らん顔のポープは、あれはわざとなんでしょうか?テイラーに憎まれ役を引き受けてもらって、チームの結束を強めようという作戦?そこまでの考えがポープにあるとは思えないけれど…。


今回、ブレンダの猫に子供が誕生。オスだと思ってたのに、一気に子だくさんママです。それでも「He」と言うばかりして「She」だってば!といちいちフリッツに突っ込まれるブレンダ(笑)。とことんブレンダに尽くすフリッツですが、今回はちょっとイライラ気味の場面も。特にポープがブレンダにちょっかい出すのが気に入らなかったんだろうなぁ。まあ最後はLove x2でした。ポープじゃブレンダは手に負えないと思うし、過去にブレンダとポープが関係を持ったと言うのがどうしても納得いかん…。

epi9 "Good Housekeeping "

13歳の少女のレイプ殺人事件の捜査は、ブレンダにとっては精神的にきついものがあるようです。最初に容疑者として浮上した男は自殺した上、後で無実だとわかるし。そんなこんなで、真犯人にも、彼の逃亡に手をかしたものにも厳しかったブレンダでした。わが子のためなら何でもするという親の気持ちもわからないではないし、たまには犯人にまんまと逃げられてお終いというepiがあってもいいかなと思ったのですが、ブレンダはメキシコまで追いかけてきっちりかたをつけました。メキシコでどう裁かれるかとか、刑務所での囚人の処遇がどうかということを考えると、なんだか気の毒な気もします…。あのまま逃げおおせて親の金でのうのうと暮らすのもやりきれないけどねぇ。両親はいつ息子の犯行を知ったんでしょう?

ラスト、フリッツとブレンダはメキシコで一泊していくことにするけれど、猫ちゃんたちの世話は誰がするのかと思ったら、ガブリエル巡査部長でした。子猫ちゃんたちに悪戦苦闘するガブリエルがおかしかった。本当に頼りになる部下ですね。それからフリンはいつの間にやら強盗殺人課に戻ったようです。これで出番は終わり?

2009年3月8日日曜日

BONES season3 epi3&epi4

BONES season3 epi3 & epi4 の感想。

以下、ネタバレ。


epi3 "Death in the Saddle"

肉つきはねぇ…。骨だけならOKだけど、肉つきにウジ虫うじゃうじゃは気持ち悪い。肉つきなのになんで呼んだのよと文句を言っているブレナン博士はなんか笑える。そこかい!みたいな…。


今回は、馬のように生き、馬のように殺された男エドのお話。ああいう趣味の人もいるんですね。ブースはげぇって感じですが、ブレナン博士は興味津々?お馬さんプレイの歴史は古いようですよ。いろいろ解説してくれるのを聞いてると、彼女はやっぱり学者だなと思いました。


それに対し、ブースがSEXとは何ぞやを語るラストシーンが◎。「making Loveなんだよ」と熱く語るブース、かっこいい。ブレナンが珍しく素直に同意したので、「負けを認めたな」とブースは嬉しそう。

事件の方は、愛情のもつれが原因でした。エドとはお馬さんプレイで結ばれた関係だったから、最後もかなりこだわった殺し方をしたようです。見た目、あんなえぐいことするように見えない人だったけど…。怖い怖い(震)

epi4 "The Secret in the Soil"

またまたすごい状態の死体が登場。またまたカーミルが現場に出動。死体はまだ温かい、というか熱くて52℃もある。ありえない、どうやら加熱調理されたみたいだということになって、epi1に続いてまたまたそっち系の事件なの?と思ったけど今回は別でした。

死体の主はフランク・カーティス。有機野菜のスーパーマーケットチェーンを展開するお金持ちだそう。ビジネスには強引な手法をとって恨みを買うことも多かった様子。でも殺されたのは彼の浮気癖のせいでした。フランクと同様の死体がもうひとつ見つかり、フランクの浮気相手のエマだとわかり、しかしDNAを調べると、フランク、エマ、犯人の意外な関係が明らかになり…。誤解が招いた悲劇という感じでしょうか。それにしても、行方不明のままでは死亡保険が下りないからとはいえ、あんな状態になった死体を堆肥の中から引っ張り出すなんてすごい根性。

ブースとブレナンはセラピーを受けることに。ブースがブレナンの父親を逮捕したので、二人がコンビを組んで大丈夫なのか確認するため。精神分析医の若造スウィーツ博士をガキ呼ばわりして、真面目にセラピーを受けてくれないブースですが、コンビ解消の危機とわかってそわそわしているのがおかしい。心配しなくても名コンビですよ。逆に親しすぎるのが問題になるかもと言われ、「殺人事件がなければ彼女に会うこともない。コーヒー飲むぐらいかな」と言うブースに、ブレナンは「コーヒーもなし」と答え、「コーヒーも飲んでくれないのぉ~?」とショックを受けるブースがかわいい。ブースの言葉を、「事件がなければ2人が出会うこともないので、コーヒーを飲むこともない」と解釈したブレナンの勘違いなんですけどね。

The Closer season1 epi6 & epi7

The Closer epi6 & epi7の感想。

epi6 "Fantasy Date "
シモンズ下院議員の娘カーラがレイプされ殺された。このシモンズ議員はすいぶん鼻息荒いお母様で怖いです…。

ブレンダは、殺害現場を夜に一人で調べていて襲われる。結構やばめでした。彼女は頭脳派だし、か細い感じだし、抵抗できずにあのままやられちゃうかと心配になりました。銃を取り出し事なきを得ましたが、顔の傷は痛々しいし、精神的ショックも大きいしってことでフリッツの出番です。夜中にたたき起され、今夜は泊ってと言われて別のことを期待したらソファーで寝てねなんて言われてちょっとがっくし。でも文句も言わない。なんて優しいんだ♥

どうやらカーラには母親の知らない一面があったらしく、部屋からドラッグは見つかるし、ネットには「レイプしてほしい」的な書き込みをしているし。その書き込みを見てまんま実行した男の子は、カーラの激しい反撃に合い、傷だらけ。結局、カーラの死は事故でした。でも事件はここで終わらず、実はネットに書き込みしたのはカーラではなく…。「こんなはずじゃなかった。レイプだけで済むはずだった」という犯人ですが、やったことはずいぶん悪質です。

epi7 "You Are Here"
今回の事件は、裁判官が夜の公園で頭を撃たれて殺され、自閉症の息子キースが行方不明。 そのキースは無事、発見されるけど、自閉症なので事情聴取をするのも一苦労。ブレンダはまたまた顔にあざを作ってます(痛)。事件解決のカギは、キースが繰り返す謎の数字=車のGPSから流れる座標でした。犯人があの人だっただけに、キースの今後が心配。ブレンダは捜査を通じてキースと信頼関係を築いた感じだったし。

それにしても、フリッツってなんて素敵な彼なんでしょう。包容力があってよいですね。ブレンダといい感じになっていたら、ブレンダの携帯が鳴って事件ですよ~っていうのが定番になりつつありますが、フリッツもFBI捜査官なのに彼の方はそういうのがないですね。なんか暇そうだし…(失礼)。

取り調べ中に、突然「私の彼よ」と恋人宣言したブレンダと、それをモニター越しに聞かされ固まるポープが面白い。ポープってブレンダに未練があるのかしら?

2009年3月1日日曜日

The Closer season1 epi4 & epi5

The Closer season1 epi4 & epi5の感想。

一気にseason1を見終わりそうな勢いです。以下ネタバレ。

epi4 "Show Yourself"
公園で3人の若者が頭を撃ち抜かれて殺された。ギャング同士の抗争かと思いきや、犯人はプロのスナイパー。殺人現場に現われた、元海兵隊大佐ウォルターは自分の息子の仕業だと言うが…。

epi3に続き、後味の悪い終わり方でした。こういうドラマは犯人に自白させてすっきり事件解決として欲しいところなんですが。はじめから胡散臭かったウォルター大佐を泳がせた(?)のは、ブレンダの作戦のうちかと思ったら、最後は読みが外れて…。

せっかく協力的になっていたテイラー警部は、ブレンダに出し抜かれたと思い込んでまた嫌な態度に逆戻りかしら?彼も優秀な刑事さんだと思うし、ブレンだといい信頼関係が築ければ頼りになる存在だと思うんだけどなぁ。

epi5 "Flashpoint"
殺されたのはアラン・レイニー博士。麻薬中毒の青少年を対象に抗うつ剤の研究をしていた高名な人物。彼の研究していた抗うつ剤には副作用があるようで、それが原因で死亡した子供がいて、その両親は当然レイニー博士を恨んでいるし。副作用なんて関係ない、儲けが大事な製薬会社のおっさんは悪人顔だしなんという態度!でしたが、犯人はいい人そうに見えたあの人でした…。

フリン警部補は、ブレンダがアトランタ市警時代に倫理審査を受けていたと知り、過去の情報をほじくり返して新聞記者にまでリーク。どこまで根性曲がってるんだ。仕事しろよ。ポープもね、なんで軽々しくフリンなんかにしゃべるかなぁ。この人、一応副本部長なんだけどいまいち頼りにならないし。

ブレンダは仕事はバリバリだけど、結構繊細そうだし、部下の態度に傷つきつつ頑張る姿が時々、痛々しかったり…。まだまだみんなの信頼を得るに至っていないようです。ガブリエルだけはブレンダについていっているけど。彼って紳士的で素敵です。タオ、サンチェス、ダニエルズあたりはもう少ししたら、ブレンダを認めてくれるかな。エロ親父丸出しで笑えたプロベンザは、ぶつぶつ文句言いつつも、フリンほど根性曲がっているわけではなさそうなので大丈夫かな?

ようやく捜査官の名前と顔が一致するようになってきて、それぞれのキャラの良さも出てきたと思うので、今後このチームがどうなるか期待大です♪♪