2009年1月30日金曜日

LOST season3 epi19

LOST season3 epi19 "The Brig"の感想。ネタバレ。



メインはロック。しばらく出てこないかと思ったら意外に早く登場。




ケイトとソーヤーはいい感じです。でもケイト、何でそこで自分のテントに帰るとか言うかな~。これぐらいでソーヤーが拗ねなかったのでまあいいか。「小便しにいくもんね」と言ってちょっとそこまで出かけたら、突然ロック登場。アザーズに潜入捜査をしていて、ベンを誘拐してきたから殺してくれとソーヤーに言う。なぜソーヤーに言うの?ていうか自分で殺せばいいじゃんと思ったら、「私は人殺しじゃない」って…。ロックのこの物言いはむかつくわ。よくわからないままとりあえずロックについていくソーヤー。

デズモンドたちはあの女性=ナオミを連れてキャンプに戻った。でも信用できないからということでジャックには内緒にしている。影でそんなこと言われてるとは知らず、「今度キャンプに行く時は俺も誘ってよ」とチャーリーに言うジャックは哀れ。誰か信用できるやつということで呼ばれたサイードは、ナオミに尋問口調であれこれ質問。ナオミは、80海里西に仲間の貨物船が停泊していることや、815便はバリ島沖の海底で機体が見つかり、ロボットカメラで乗客乗員全員の死亡が確認されたことや、彼女が探していたのは815便ではなくデズモンドで、ペニーから依頼されたからで、座標を渡されたことなどを話した。疑い顔のサイードにナオミは衛星電話を見せて、「あんたは助けないからね」と言った。

ロックはソーヤーを奴隷船(season1でアルツト先生が吹っ飛んだところ)に連れて行った。奥の部屋には袋をかぶせられた男が拘束されていて、ソーヤーが「まじかよ」と中に入っていったら、ロックはソーヤーを閉じ込めた。キレるソーヤー。しかも捕まっていた男はベンではなくロック父だったので、ソーヤーは「お前誰だよ」状態でわけがわからずますます怒る。

ロック父はこのやばい状況においても口が減らず憎たらしい。「あのはげ頭(=ロック)は俺の息子だよ」 とか(笑) ロック父はどうやって島に来たかと言うと、タラハシー辺りを車で走っていて事故を起こして、救急車に押し込まれ、点滴を打たれて意識をなくし、次に気づいた時は捕まっていて目の前には自分が窓から突き落した男がいたということらしい。ロックが窓から落ちて一生、車いすの身になったことも明かした。ソーヤーは、「あいつはちゃんと歩けてるぞ」と変な気分。さらにロック父は、お前らは飛行機が太平洋に落ちて死んだ、自分は高速で事故った、ここが島だと思ってるのか?と意味シンなことを言い出した。「死後の世界か?」とソーヤー。このドラマ、そういうおちで終わるのかしら…?

ソーヤーが、「なんで(ロックを)窓から落としたんだ」と聞いたら、ロック父は「うるさいこと言うんでな。だまして腎臓を移植させたらそれをずっと恨んでいる」と、まあ憎たらしくしゃべるしゃべる。ここで「騙す」という言葉に反応するソーヤー。ロック父は「俺は詐欺師だ」、名前を聞かれたらいろいろな偽名をペラペラ言う。その中に「トム・ソーヤー」というのがあってソーヤーの表情が変わり、「そりゃ偶然だな。俺の名もソーヤーだ」…。ロックがなぜソーヤーを連れて来たのかわかりました。

ソーヤーの母親は、「ソーヤー」と名乗る詐欺師にたぶらかされ金を盗られた。それを知った父親は怒って母親を殺して自殺。これがソーヤーのトラウマになっていて、ずっと「ソーヤー」を追ってきたわけですが、ロック父が「ソーヤー」だったわけであります。ソーヤー・ファミリーとロック・ファミリーには意外な因縁がありましたね。ロック父はまったく悪びれる様子はなく、ますます憎たらしくよくしゃべるわ。死にたいのか?本当にもう死んでいると思ってるから怖いものなし? ソーヤーに「ソーヤー」宛の手紙をつきつけられても「俺は金をとっただけ。親父がキレたのは俺のせいじゃない」とぬかして、終いには手紙を破りやがった。ソーヤーは怒りにまかせてロック父を絞殺…。

サイードとハーリーは衛星電話を調べていたらケイトに見つかった。誰にも言わない約束でナオミのことを話したみたいだけど、ケイトはジャックにすぐしゃべった(おいおい)。「ジュリエットなんかと仲良くしているから信用なくすんだ」と怒ったら、ジャックは何やらジュリエットと「言うべきよ」「嫌まだだ」と意味深な会話。ジャックのこの態度、ムカつく。信用なくしてもリーダー気分は抜けないな…。

父を殺してくれて感謝するロック。ジュリエットがスパイだと明かし、自分は父親の死体を担いでアザーズのもとへ向かう。フラッシュバックで、父親を殺せとベンに迫られ、できなかったら期待はずれだったと言われ、「お父さんの死体を担いでじゃなきゃ来なくていい」とおいてきぼりを食らったからね。アザーズの一人、リチャードに「自分で殺せないなら他の人にやらせればいい」とソーヤーのファイルをもらい、ソーヤーの両親を死に追いやったのが自分の父親だと知ってソーヤーに殺してくれと頼んだみたいだけど、なんか残酷。ソーヤーにとってこれは良かったんでしょうか…。復讐を果たし、これからの人生Happyというわけにはいかないだろうし、このままひきずりそうだしちょっと気の毒。

2009年1月29日木曜日

Supernatural season3 epi15

Supernatural season3 epi15 "Time is on my side"の感想。


Dr. ベントン登場。以下、ネタバレ。


夜の駐車所。おっさん無防備だよ。トランク開けて何ごそごそしてるの?友達はとっくに帰ったし、さっさと車に乗って帰った方がいいよと思いながら見ていたら、やっぱり襲われてトランクに押し込まれた。この後、お腹を血まみれにして病院に現われたおっさん。傷口を見た看護師は絶叫。どうなってたのかわからないけど、そんなにすごかったの?

サムとディーンは悪魔を捕まえて、ディーンの契約を握っている悪魔の名を吐かせようとするけど失敗。「教えるぐらいなら地獄に落ちた方がまし。地獄で仲間とお前を待ってるぞ」とか言われてディーンは嫌な気分。ディーンを救う手がかりは未だなし、というこの期に及んでサムがゾンビ事件を持ち出して来た。余命あと3週間の兄貴に「ゾンビ狩りだよ、楽しんで」という弟も変だけど、ゾンビと聞いて一瞬目が輝いている兄貴も変だわ。

冒頭に出てきたおっさんは肝臓をとられて死亡。死体には1981年に死んだ人間の指紋がベタベタ。ゾンビに肝臓を食べられたのかと思い死体を調べに行ったら、肝臓は手術で切除されていた。「歯型がなかった?」なんて聞いたもんだから、「私の検視報告書を読んだのか?」と検視官に不審顔され馬鹿にされた(笑)。

今回の犯人はゾンビではなく、Dr.ベントン。ウィンチェスター家なじみのモンスターだそうです。不老不死の研究に取りつかれ、人から臓器を盗んで生き続けているそうお医者さん。ジョンパパが心臓を盗って退治したけれど、新しい心臓を手に入れたらしい、とサムがディーンに解説。ディーンはハンバーガーを食べてるけど、サムは「治療にウジ虫使うんだよ」とか「ベントン先生は川のそばにラボを作るんだ。だってうんことか捨てられるじゃん♥」って言ってる。わざと?楽しんでる?これぐらいでディーンの食欲は減退しませんでしたが…。

ちなみにサムは最初からDr.ベントンが犯人だと知っていた。そして「彼に不老不死にしてもらえばディーンは地獄に行かなくてすむ」と突拍子もないことを言い出した。えぇ~!?ディーン唖然。いんちきしたらサムが死んじゃうからダメだと言われれば「僕も不老不死になる」って、サム正気か!? ベントン先生、人をさらって、生きたまま胸を切り開いて心臓もらっちゃうような人ですよ。つぎはぎだらけだし…。不老不死になりたいって永遠に若く美しくいたいとかいう願望があってのことが多いと思うんだけど、あの姿で生き続けるのはヤダな。ディーン曰く「臓器はコンビニで買えない」し、この兄弟みたいな生活をしていたらしょっちゅうあちこち取り換えないといけなくなりそう。

2人がDr.ベントンのラボを探していたら、ボビーからベラの居場所がわかりそうという連絡が入る。ディーンはベントンなんて放っておいて、ベラからコルトを奪い返すぞと主張。サムはベントン先生を探す方がいいと譲らず。結局、兄弟は別行動することに。サム、おとなしくディーンについていけばいいのに。本気でベントン先生に助けてもらう気?


ディーンはボビーの知り合いのハンター・ルーファスを訪ねる。このおじさん、おもしろい。「それで?」「だからどうした?」「それでなんだ?」「ベラの居場所?教えてやんないよ」「なんだその口のきき方!」「だいたい俺が親切そうに見えるか?」となかなか相手にしてくれない。でもウィスキーのボトルを見たらころっと態度が変わった(笑)何気に情報通でディーンの契約のことも知っていて、「何でベラなんか追って時間を無駄にしてるんだ?」とか、「どうせ逃れられないさ。運よく、今回逃れられても、次がくる」とか言ってくる。因果なハンター稼業でひねくれた?それからベラの居場所とイギリスから取り寄せた彼女のとっておき極秘ファイルをくれた。


サムはまたレンタカーを借りてベントン先生のラボ探し。先生の手帳を盗んで、捕まっていた女性を救出。ベントン先生に襲われたけど、容赦なく車で跳ね飛ばして(不老不死だしいいか…)逃げた。


ディーンはベラの泊まっているホテルへ。コルトは見つからず。ベラは憎たらしいので殺してやろうかと思ったけど、結局殺さず帰った。このシーンでベラの正体が明かされました。彼女の本名はアビーで、14歳の時に交通事故に見せかけて両親を殺したらしい。そのことをディーンに突きつけられても、「両親はいい人だったわよ。私は彼らを殺した。そしてリッチになったの」と平然と言い返すベラがなんかいいです。最初は憎たらしかったけど、その憎たらしさがだんだん好きになってきたかも。彼女はわざとルーファスに自分の居場所を明かしてサムとディーンをおびき出す作戦だったらしく、でもサムは来なくて、ディーンからモーテルのレシートをすったので居場所はわかるとボスに報告。やっぱり裏があったね。

ディーンとサムは電話でお互いの結果報告。ベラがコルトを持っていなかったのでディーンはもうお終いだと弱気になっている。サムは「それならベントン先生の方法を試そうよ」「これはれっきとした科学だ!」なんて言いだした。とここでサムはベントン先生に襲われ、さらわれた。目玉を盗られそうになったところへディーン到着。クロロホルムで眠らせてベントン先生を拘束した。

ベントン先生はディーンの事情を知ってて(いつ知った?)、力になってやると言う。サムはディーンを説得しようとするけど、目玉盗られそうになったのにベントンを信用するのか…?「不老不死にしてあげる」とか言いつつ実は心臓目当てとかじゃないの? とりあえずディーンが断固拒否してくれてよかった。「嫌なら手伝わなくていい」とサムに言って、ベントン先生を生き埋めに。容赦ないです。結局、サムも手伝ったけど、二人でベントン先生を埋めていくシーンがなんか怖かった。

ラスト、ベラがサムとディーンのモーテルを訪れ、ベッドに向かって発砲。でも2人は去った後で、タイミングよくディーンから電話がかかってきた。ディーンは、ベラのホテルにあった草がヘルハウンド除けで、つまりベラは悪魔と契約して10年前の今日、両親を殺してもらったんだと気づいていた。時間切れ数分前に泣きながら「お願い助けて~」と言うベラは、今さら遅いわ!って感じですがちょっと気の毒。ディーンもちょっと冷たくないか…?。まあ今までのベラの行いからしたら当然と言えば当然。「もっと早く俺たちに助けを求めていたら、コルトで救えたんだ」と言うディーンの言葉が痛い。ほんとに、ベラはもっと早くに本当のことを話していたら、ディーンはめちゃくちゃ親身になって助けてくれたかもしれないのにね。一応、立場は同じだし、しかも2人の契約を握っているのはリリスだったし…。重たい気分になるラストでした。さよならベラ._.

2009年1月28日水曜日

LOST season3 epi18

LOST season3 epi18 "D.O.C." の感想。ネタバレ




フラッシュバックはサンの巻。ジンと新婚ほやほやで幸せいっぱい。ところが通りすがりのおばさんに、「あなたの夫は漁師の息子で母親は娼婦。恥だね。公表されたくなかったら10万ドルよこせ」と脅された。ジンは家族の話をしたがらない。サンは死んだと聞かされていた彼の父親に会いにいって、彼の母親が実際、娼婦で、実の父親が誰かわからなくて、ジンはそのことを恥だと思っていると知った。

ジンに恥をかかせないために、サンは10万ドルくれと父親に頼む。「あなたが汚いことをしているのを見て見ぬふりをしてきた。これからもそうしてあげるから金をちょうだい」と脅したら、お父さんはお金をくれたけど、ジンを自分の下で働かせると言った。あ~ぁ、ここから二人の人生狂っていくんだな…。

10万ドルを要求したおばさんは実はジンの母親でした。「私の家の力は知ってるでしょう。ジンは母親は死んだと言ったけど、現実にならないといいわね」ってサンが脅しをかけたよ。今回のepiはサンが怖かったです。なんかおっとりして優しそうなのに、本気になると怖いね。

現在、島ではジャックがサンの妊娠の経過を気にしてあれこれ質問。サンは不審に思ってケイトに「ジャックを信じられる?」と聞いたら、ケイトは何か知っている様子。「ジュリエットは不妊治療専門の医者で、奴らは研究のためにクレアの赤ちゃんを狙ったらしい」と聞いて、すごい勢いでジュリエットを問い詰めるサン、怖い。「私の目はごまかせないわよ」とジュリエットに敵意むき出し。

島の妊婦は死ぬと明かしたジュリエットは、夜中にサンを連れて医療基地へお出かけ。超音波で胎児を調べたら、島で妊娠したのかどうかわかる、島に来る前に妊娠していたら助かるからだそう。しかし、夜中に信用ならないジュリエットと2人で出かけるのって危なくないか?夜の医療基地は不気味だし、ジュリエットはあやしいし、ここでアザーズの仲間が待ち伏せしてたらどうするの。そして暗闇に浮かぶサンの顔、ちょっとホラー入ってる(ごめん)。

サンは不倫をしていたので、もし島に来る前に妊娠していたのならジンの子ではない。でも島で妊娠したのなら死ぬ。どっちにしても辛いですね。結局、妊娠は島に来てからで子供はジンの子だった。そのことを喜び、ジュリエットに感謝するサン。サンを気の毒に思うジュリエット。これでジュリエットはサンの信頼を得た感じですが、やっぱり裏があって、彼女はサンが妊娠していたことをレコーダーに吹き込んでベンに報告。でも最後に「ベン、あなたが憎い」と一言。ジュリエットは寝返る気?どうせなら、とことんいい人ぶって(?)みんなの信頼を得て、最後の最後ですっごい裏切り方をするとかの方がおもしろそうなのに。そしたらジャックは立ち直れないかな…。

一方、デズモンドたちは前回epiからの続き。ジャングルで発見した女性はお腹に木の枝が刺さって重傷。このままじゃ死んじゃうけど、動かすのも危険。ジャックを呼ぼうにもキャンプは遠いし、デズモンドが「俺が走っていく」とか言うけどそれも危ないし。どうしたものかともめていたら、ジャングルの中から突然ミハエル登場。お互いギョッとして固まる・・・。そりゃそうだ。この人、死んだと思ってた。ミハエルは走って逃げようとしたけど、ジンがすごい勢いで追いかけて捕まえた。

ミハエルは野戦医療の経験があるから、女性を助けてやるから逃がしてくれと取引を持ちかけた。デズモンドは了承。チャーリーは不満。肺に穴があいて血がたまってたらしいが、ミハエルは手際よく手当して、「1日でよくなるよ」と言った。あんな重傷だったのに、この島では事情が違うんだそうだ。ミハエルも島のパワーのおかげで生き返ったんでしょうか?

約束通りミハエルを逃がそうとするデズモンドだけど、ミハエルは女性が持っていた衛星電話を盗もうとしたんで、またジンがすごい勢いで追いかけて捕まえた。なんなんでしょう、ジンのこの勢いは(笑)それでもデズモンドはミハエルを行かせたけど、チャーリーは奴らは信用できないと文句を言ってる。「考えてみたら、奴らより俺たちの方がたくさん殺してる」というデズモンドたけど、そう?暇な時に数えてみよっ。

女性は意識が戻って英語を話した。スペイン語や中国語やイタリア語でうめいていたのに、英語話せるのか。「救助に来たの?俺達815便の生存者だよ」とハーリーが言ったら、「そんなのありえない。815便は機体の残骸が見つかって生存者はゼロだった」と言われた。どういうこと?誰かが隠ぺい工作?

2009年1月25日日曜日

LOST season3 epi17

LOST season3 epi17 "Catch 22"の感想。ネタバレあり。


デズモンドの巻。

フラッシュバックで彼が修道院にいたことが明かされた。びっくりしたというか君に禁欲生活は無理じゃないか?とか思いながら笑ってしまいました(失礼…)。デズモンドの「brother」っていう口癖は修道院でついたものみたいです。

彼にはペニーの前にも結婚直前までいった女性がいたけれど、直前で怖気づいて逃げ出し修道院に入った。本人の言い分は違うけど(神の声を聞いたとか、道が見えたとか、自分にはもっと大きな使命があるとか)、相手の女性は「今度から、彼女と別れたい時は修道院に逃げなくてもいいのよ。ただ自分が臆病なせいだと言えばいい」と言い捨てた。これはペニーと別れた時と似たようなパターンかな。デズモンドがよくわからない言い訳(?)をして、「臆病者!」って言われる。この言葉に傷ついたデズモンドは修道院のワインを飲んで酔っ払い(やっぱり)、クビになった。先輩修道士からは「君には他の使命があるんだよ」と励まされた。

修道院をあとにするデズモンド。ここでペニーとの出会いがありました。彼女のお父さんはこの修道院に寄付をしていて、ペニーはワインを受け取りに来ていた。2人はすぐに惹かれあい…。この2人の結末を知っているからなんか切なくなるシーンでした。

現在、島では…。
雨の中、ジャングルを進むデズモンド、チャーリー、ハーリー、ジンの4人。ハーリーとチャーリーは「ザ・フラッシュ」と「スーパーマン」とどっちが速いか言い合いをしている。「かけっこしたらザ・フラッシュの方が速い」と言うハーリー、「飛べるのになんで走らなきゃいけないんだよ?!」と言うチャーリー、「さあな、チャリティとか」と答えるハーリー。笑える…。でもこの後、チャーリーは罠を踏んで矢が喉に刺さって死亡。

という一連の出来事はデズモンドのフラッシュでした。今回もチャーリーを救えの巻かと思ったら事情が違うようで、デズモンドのフラッシュにはチャーリーの死以外にも、ハーリーが出てきたり、夜の空から何か光るものが落ちてきたりするシーンがあった。最初、見たときは何なのかよくわからなかったけど、ハーリーがビーチでケーブルを見つけて、夜に空から誰かが降ってきて、その人を探してジャングルに入りチャーリー死亡、その後空から落ちてきた人を救出という出来事の断片だったみたいです。そしてデズモンドにとっては、チャーリーの死よりも誰かが島にやって来るということの方が重要。そのためにはフラッシュで見た出来事を何も変えずにそのまま起こさないといけない…。

デズモンドはまずハーリーにフラッシュのことを話し、ジンとチャーリーを「キャンプに行こう」と騙して(?)ケーブルのあるビーチへお出かけ。チャーリーが死ぬことは内緒にしている。修道院にいる時に「君は犠牲の意味を甘くみているんじゃないのか」と言われたデズモンドだけど、チャーリーを犠牲にする覚悟をしているようです。なんか不穏な空気が流れてます…。

とはいえデズモンド以外の3人はキャンプを楽しんでいるようで、口笛を吹きながらビーチを行く男たちの画も、キャンプファイヤーを囲んでマシュマロを焼いたりしている画ものどかでよいです。ジンはのりのりな感じ?懐中電灯を構えてたぶん怖い話をしている。韓国語なので何を言っているのかわからないけど雰囲気満点でハーリーはビビってる(笑)。デズモンドはペニーの写真を見ながら感慨にふけっている。チャーリーに「何でこんな美人の彼女を置いてきたの?」と尋ねられ、「俺が臆病だから」と答えた。「臆病者」って言われたのがトラウマになっている様子。

ペニーは「お金と強い意志さえあれば不可能はない」と言って、かつて彼女から逃げたデズモンドを見つけ出した。デズモンドは彼女のその言葉を支えにして、またペニーが見つけてくれるんじゃないかと期待してこの島で生き抜いてきたみたい。ということは、デズモンドはフラッシュで見た島にやって来る誰かはペニーだと思っているんだろうなと想像がつく。ペニーのためならチャーリーを犠牲にするか…。

とここでヘリの音が聞こえてきて、救助が来たのかと喜ぶ4人だけど、ちょっと音が変。だんだんゆっくりになってついにエンジン停止、海に墜落。「ガ~ン!助けに行かなきゃ!」と騒ぐが、パイロットは直前に脱出してジャングルに落ちた。これもデズモンドのフラッシュ通り。「彼女(=ペニー)を助けに行かなきゃ」と主張するデズモンドだけど、夜のジャングルは危険だしもうすぐ夜明けだから明るくなるのを待とうと主張するチャーリー。「俺は絶対行かないからな」とチャーリーが譲らないので、デズモンドも渋々おれた。チャーリーは「やっぱり俺、死ぬんじゃ…」と薄々、感ずいている様子。

デズモンドはいい人だと思っていたのに、このままチャーリーを死なせる気かとハラハラ。でも、ジャングルでフラッシュ通りにチャーリーとハーリーの「ザ・フラッシュとスーパーマンのどちらが速いか」の論争が始まり、チャーリーが引っかかる罠を見つけたデズモンドはしばし悩んだ末、結局チャーリーを助けた。あーよかった。チャーリーは「俺が死ぬの、知ってたんだろ!」と怒るけど、許してあげて。

デズモンドはペニーが来たと確信。ジャングルで見つけた荷物の中にペニーとデズモンドの写真も入ってたしね。でもチャーリーが死んで、何かが変わってしまったかもと不安になっている様子。チャーリーに言うセリフ、「俺はお前を死なせるべきなんだ。救ってもどうせ無駄。お前を救い続けてその結果どうなった?次々、死ぬきっかけがやって来ただけだ。それが神の試練かもな!でも俺はダメだ。見たものを変えてしまった」これは心が痛くなる。チャーリーも気の毒だけど、デズモンドも辛いよなぁ。これで自棄を起こさないといいけど…。

結局、フラッシュどおりにジャングルに落ちてきた誰かさんを見つけることはできたけど、彼女はペニーではなかった。でも相手はデズモンドの名を口にした。誰?

あと、ケイト。久し振りにジャックと仲良くおしゃべりできて嬉しくなっていたら、その後ジャックはジュリエットと仲良く食事。それを見てムカッ~ときてソーヤーのテントに突入…。あ~ぁ、ここはまだうだうだしそうです。

2009年1月24日土曜日

The OC season3 epi7

The OC season3 epi7 "The Anger Management"の感想。ネタバレあり。


テイラーはやっぱりセスに惚れたみたい。いきなり部屋におしかけてきて、意外にもセスと同じくヤクザ映画好きとわかるや「私たちソウルメイトよ」「サマーとは別れたら」なんてずいぶん積極的。おもしろい子だわ。キャプテンオーツを誘拐(?)するし。セスはたじたじ。サマーには怖くて言えずに嘘ついてるけど、結局ばれてビンタ食らった。

ジョニーはね、彼女とラブラブ幸せで、問題抱えていそうな転校生マリッサにちょっと親切にしてあげるけど、彼女が大丈夫になったらもう用済みって程度のキャラかと思ってたけど。ケイシーと別れてウジウジジメジメ。マリッサとライアンの方が彼のお守をしなきゃいけなくなってる。なんかジョニーってめんどくさい…。おまけで付いてくるチリもちょっとうざいかも。

ライアンは前回、ボルチェックを殴ったんで、仕返しにケンカ売られた。コーエン家のためにもここはぐっと我慢で挑発にはのらないけど、サンドバッグを持ち出して来た。マリッサはカルティエの時計をやるからもうつきまとうなとボルチェックと取引。でもこれで引き下がるボルチェックではなく、後でまた面倒なことに…。ライアンはマリッサ&ジョニーのせいで苦労しますね。

キルスティン&ジュリー&シャーロットはチャリティーの準備。キルスティンはありがとうありがとうって何回ジュリーに言ったか知らないけど、あんまりしつこく感謝するもんだからジュリーは罪悪感感じてナーバスになってる。シャーロットは脅しかけたりしてジュリーを丸めこもうとしたけど、ジュリーは最後はキルスティンとの友情をとりましたね。いい加減うざかったシャーロットも今回でさよなら。ジュリーはあんな詐欺師と組まなくたって、自力で這い上がれると思う。

チャリティー・パーティーで、テイラーが「あんたはどうせ友達なんていないんだから」なんてまたあのママにきついこと言われているのを見たセスは、気の毒になって声をかけた。彼女は寂しくて友達が欲しいだけなのかな。セスはサマーに、「テイラーは君のことを友達だと思ってる」と説明してテイラーと仲良くしてあげてとお願いした。サマーはもう嘘をつくなと言ってテイラーのことは渋々、納得した感じ。とりあえずセス&サマーは仲直りしてよかった。そのうちテイラーとサマーは本当の友達になれるかな?

鬱陶しくからんできてたボルチェックは、ライアンに「殺し合いだ、かかってこい」という勢いで来られたらびびって退散。ケンカせずに済んでめでたし。マリッサには「あなたを誇りに思う」と言われたけど、ライアンはやっぱりボルチェックをボコボコにしたかった?最後にプールハウスでサンドバッグを殴りまくってた。そりゃストレスたまるわ。

ところでseason4になってから鬱陶しいキャラが増えた感じがしませんか??すでに消えたヘスは言うまでもなく、テイラー、ジョニー、チリ、ボルチェック、シャーロットetc...

テイラーはあの話し方とか、テンションが鬱陶しかったけど、だんだんいい子に思えてきた。もっと素直になればサマーたちともよい友達になれそうだし、今後に期待。ジョニー&チリはチョイ役ならよかったのに、これからまだまだ出番がありそうな感じでまた鬱陶しい。マリッサはあまり彼らとかかわらず、ライアンと仲良くしていればよいのに。彼らと関わるといいことないよ。ボルチェックは今回限りかな。嫌な奴でした。シャーロットは事あるごとにキルスティンを不安にさせるようなことを言ってうまく操ろうとしている感じで鬱陶しかったけど、ジュリーにしてやられた感じでさよなら。最近、ジュリーがいい人に思えてきたし…。

忘れていたけどサンディはニューポートグループのCEOとしてデビュー。早速、社員のリストラという厳しい課題が…。この仕事、むいてないんじゃないか?

2009年1月23日金曜日

LOST season3 epi16

LOST season3 epi16 "One of Us"の感想。


今回はさらっといきます。ネタバレします。ジュリエットの巻。


ジャック&ケイト&サイードはキャンプへ帰還。ジャックを見てソーヤーは妙に嬉しそう(?)。ケイトと抱き合う姿もなんかよかったわ。とここまではいいんだけど、ジュリエットまでついてきたとわかるや空気は一変。もめているとクレアが倒れて、ジュリエットが島の妊婦に現われる症状やらイーサンがクレアにしたことやら彼女のこれまでの研究うんぬんを説明。「私なら助けられる」と言うけど、ジャック以外は疑ってる。チャーリーはクレアに近づくなって感じだし、サン&ジンもきっつい顔で睨んでるし…。ソーヤーとサイードはジュリエットを待ち伏せして正直に本当のことを言えと迫るけど、彼女に後ろめたい過去を指摘され「お前ら人に正直になれなんて言えた立場か!」とやり返されて返す言葉なし。ちょっと情けない?

とりあえずジュリエットのおかげでクレアは助かり、彼女はジャックの信用を得た感じ。テントをもらって皆の仲間入り…というのは実は、全てベンの仕組んだことでした。ジュリエットって意味深な表情するよなぁ。裏の裏の裏がありそうで信用できない。ジャックはいいように利用されてる?

フラッシュバックは、ジュリエットが島に来てから815便が墜落するまでのお話。もとはごく平凡な人間だったのに、島に来ていろいろあって変わっちゃったね。グッドウィンとそういう仲でしたか…。これを見ると彼女に同情したくなるし、そんなに裏があるわけではないのかなぁと思ってみたり。ベンの憎たらしさに比べたらジュリエットなんてかわいいもんってことかも。

2009年1月19日月曜日

The OC season3 epi6

The OC season3 epi6 "The Swells"の感想。ネタバレ



マリッサはトレイのことは乗り越えたのかと思ってたけどまだひきずってたよう。悪夢にうなされてライアンに電話したけど、ライアンはそっけない態度(というか夜中に起こされて眠かっただけかも)。でマリッサはジョニーへ急接近。

マリッサとライアンの関係が危ういと本人たち以上に危機感を持ってるサマーは、マリッサをコーエン家での夕食に誘うけど、マリッサはジョニーといることを選んだ。うーん、これはどうよ。マリッサが「ジョニー、ジョニー」言うもんだからサマーは心配になってる。マリッサはこういうところは無神経というか鈍感というか…。オリバーの時だって友達友達って言ってたけど、どう見たってオリバーは君が好きだし、君だって彼氏のライアンを差し置いてかなりの親密ぶりだったよ。そもそもライアンの時だってそうか。ルークがやきもちやいたのもわかる気がするし。今回もジョニーは友達って言ってるけどこれからどうなることやら…。

ジョニーもトラウマを抱えてて(飲んだくれで暴力をふるう父親がいて、ある時お母さんを守るためにバットで殴ったら、お父さん血まみれ…)、マリッサと通じるところがあるよう。そんな2人の親密ぶりを見たケイシーは不安になって、ジョニーにライバル心を燃やしてるマッチョなサーファー、ボルチェック(この人なんか気持ち悪い)に走り、その現場を見ちゃったジョニーはハートブレイク。勢いでボルチェックにケンカを売りにいき、止めに行ったライアンが代わりに一発お見舞い。ライアンとジョニーは今のところいい友達みたいですが、ケイシーが言ったようにジョニーはマリッサを好きになってるよね。そうなるとこの2人の友情は危ういぞ…。ライアンはジョニー&マリッサの「友情」のためにまた面倒に巻き込まれそうだし。

一方、テイラーは体育館に閉じ込められて一晩過ごす「ロックイン」なるイベントを企画。ライアンとセスは無理やり手伝わされる羽目に。でもライアン、サマーから「マリッサが緊急事態!(ジョニーといちゃつきすぎ)」と連絡があるとすぐ飛んでいっちゃう(笑)。逃げそびれたセスは、偶然テイラーとテイラー・ママのやりとりを見ちゃって。またきっつい母親なんだよね、これが。同情心から優しくしたらテイラーはセスに惚れた?セス&サマーの間に割って入りそうな感じ。こちらも嫌な予感…。

詐欺師シャーロットはジュリーの社会復帰(?)のためにチャリティー・パーティーを企画。キルスティンもお手伝い。集まったお金を持ち逃げする気ですね。ジュリーは彼女の偽造IDやらクレジットカードやらを見て、彼女の本性に気づいたけど、シャーロットは悪びれる風もなく「お金は山分けしましょ。あなたはまたもとのリッチな生活に戻れるわよ」とジュリーを仲間に引き込んだ。

サンディはニューポートグループを売らずに自分が引き継ぐらしい。公選弁護人の方が合ってると思うんだけどな…。彼のパートナーになるのが新キャラマット。若いけど有能で野心もあるようです。キルスティンは本当にもうニューポートグループに興味なし?結構、仕事に情熱持ってたと思うんだけどな。彼女が本気出したら傾いた会社もすぐ立ち直りそうだし。最近のキルスティンは暇そうだし、仕事してた時の方がよかったと思う。酒に走ったのはケイレブや仕事うんぬんよりサンディのせいじゃないの?いや、私ケイレブが結構好きだったんで…。

2009年1月18日日曜日

LOST season3 epi15

LOST season3 epi15 "Left Behind"の感想。

今回のメインはケイト。以下、ネタバレ。



ロックはアザーズと一緒に行くことにしたみたい。ケイトにお別れを言ってさっさと行っちゃった。この方が本人にも周りのためにもよさそうだけど。それにしてもなんか嫌な態度だったなぁ。このまましばらく出てこなくてもいいです。

この後、アザーズはどこかへ退散。ガスで眠らされたケイトは気がつけばジャングルの中で、手錠でジュリエットとつながれていた。この二人は犬猿の仲ですね。夜のジャングルでケンカ。ケイトは力にまかせてジュリエットの肩を脱臼させた(おいおい)。この後、黒い煙もくもくが襲ってきた。ジュリエットはあんなのがいるとは知らなかったみたいでびびってる。あれはいったい何なんでしょうね。とりあえずあの防御シールドが有効でよかった。それからジュリエットは手錠の鍵を持ってて、やばくなったらさっさと手錠はずしたんでケイトは唖然。仲間においてきぼりくらったんで、ケイトにまでおいてかれないように手錠でつないだそうだけど、めんどくさいことするね。

ジュリエットは、ジャックが戻るなと言ったのに戻ったあんたが悪いと言い、ケイトはジャックがそう言ったのは自分を守るためだったと反論。本当にそう思っていたみたいだけど、ジャックが監視カメラで檻でのケイトとソーヤーの一部始終を見て傷ついたと知ってケイトはショック。ジュリエットは、私はジャックの理解者よな態度だし、ジャックは仲間に取り残されたジュリエットを当たり前のようにキャンプに連れ帰る気だし、ケイトはジャックが好きだけどソーヤーとのこともあって気持ちがあやふや。気まずいね…。キャンプに戻ったらソーヤーも加わってもめること必至。

<フラッシュバック>
3たびキャシディ登場。ソーヤーに騙されて財産とられた後、彼から教わったネックレスの詐欺をしているけど一人だとうまくいかないみたい。トラブってるところを通りがかりのケイトに助けられた。ケイトもわけありらしいと感づいたキャシディ。二人の間には仲間意識が芽生えた。

ケイトの義父のウェインは飲んだくれで暴力をふるうろくでなしだったので、ケイトは彼を殺して保険金がお母さんに入るようにした。でもお母さんは通報。ケイトはお母さんに会って、自分よりもウェインをとった理由を知りたかったそう。それに対するお母さんの応えは「愛の形は様々。私はウェインを愛してた。なのにあんたは彼を殺した。私のためじゃなくて自分のためにやったんでしょう」ときっついね。ケイトはかわいそうだけど、お母さんの言い分も一理あるような気がします。殺したのはやりすぎだったかもね。

キャシディは妊娠していて、ソーヤーを本気で愛していたから告訴しないと言った。ソーヤーもキャシディを愛してたと思うよ。キャシディにはいずれ幸せになってほしいです。結構、好きなキャラかも。

<ビーチ>
ハーリーに、「みんながあんたを追放しようと言ってる。嫌なら償いをして票をかせがないとね」と言われたソーヤー、いい人になるの巻(笑)。

とはいえどうしていいかわからないソーヤー。ハーリーはまずはクレアからだと言う。
「彼女には何も悪いことしてないぞ」
「でも親切にもしてないだろ。アーロン元気とか聞いたことないだろ」
「聞かなくてもいっつも元気だろ!」←(笑)

ということでめちゃくちゃぎこちなくクレアに話しかけるソーヤー。アーロンは泣き出すけど、前はソーヤーの声が心地よいんじゃなかったっけ?「前よりしわくちゃじゃなくなったね」と褒めてあげて毛布をプレゼント。クレアに喜ばれてソーヤーは照れ臭そう。なんかかわいい。

結局、追放うんぬんはハーリーの作り話。「いいことすると気持ちいいだろ。ジャックもロックもケイトもサイードもいない。今、みんなはあんたを頼りにしている。だからリーダーになれ」ってことでした。票稼ぎのためとはいえ、ソーヤーがデズモンドの狩りを手伝って、みんなにお肉を振る舞ったおかげでみんな楽しそう。ヤダヤダと言いつつ、みんなにパイナップル配ってるソーヤーも結構楽しそう。たまにはこういうのもいいかもね。

2009年1月17日土曜日

Supernatural season4 epi11

Supernatural season4 epi11 "Family Remains"の感想。

久しぶりのseason4です。以下ネタバレ。英語が微妙なので勘違いしてることがあるかもです。



ディーンは寝る間を惜しんで仕事探し(って書くと別のこと想像されそうだけど)。最近は狩りに明け暮れているようでディーンの精神状態はちょっとやばめ。ところでサム、インパラのバックシートで寝るのって窮屈じゃないか?

今回はお化け屋敷もの。空家かと思ったら一家が引っ越してきてさあ大変。パパ、ママ、年ごろの長女に、幼い二男。あとおじさんもいます。彼はおまけな感じで一番最初に死にそうなキャラだわ。長男が事故死して、その悲劇を乗り越えるために新しい家で心機一転しようとするんだけど長女は不機嫌&新しい家にもいや~な感じを受けてる。窓際の人影に、壁の中の変な物音、クローゼットの中の友達、悪質な落書きと変なことが次々起こり、敏感な子供たちv.s.頭でっかちな大人の諍いetc... お化け屋敷ものの定番が続く。なかなかホラーな雰囲気があっていい感じです。

またあの家が不気味。夜は特にそうだけど、昼間も辺鄙なところにあるんでやっぱりいや~な感じがするんですよね。アメリカは国土が広大だからこういうのは普通なんだろうけど、私は絶対こんなところには住めないです。夜なんて真っ暗で人も車も通らないし、お隣さん家に行くには車で行くしかなくて、その車がパンクしたら陸の孤島状態。ああ恐ろしい。

サム&ディーンは「幽霊がいるから逃げろ」と警告するけど大人は信じてくれず、でもとりあえずやばそうだから逃げようってことになったら車がパンク。インパラのトランクにあるお仕事道具はごっそりとられてピンチ。家の中で塩の輪を作って「この中は安全だ」って言っても「逃げた方がいい」っていうこと聞かないんで脅しをかけたり。普通の人にわかってもらうのは大変ですね。

で女の子の霊がそろーと出てきましたよ。見た目こわい。塩の中には入れないから大丈夫って言ってたのに、そろそろとそのまま入ってくるもんだから、「大丈夫って言ったじゃん!キャー」な展開に。結局、お化け屋敷ものではなくて相手は人間でした。

前にこの家に住んでいた一家の娘が自殺。火葬されてるけど、幽霊は彼女らしいということになって変だなと思っていたら、相手は人間で彼女の娘でした。実の父親との近親相姦の結果できた子で、ずっと壁の中(というか地下室?)で育ち日の光を浴びたこともなくて、ネズミをかじったりする。でも読み書きはできるんですかね?人間のわりに神出鬼没だなと思ったら、子供はもう一人いた。兄と妹で、ディーン曰く「動物みたいに自分たちのテリトリーを守ってた」ようです。話してわかる相手じゃないけど、一応人間だからどうしたもんかとなるけど、二男はさらわれるし、おじさんは殺されるし、結果、正当防衛で殺すことになった。

今回、ディーンは人を救うことにすごい使命感を持っていて、救えなかったらまたすごい責任を感じてる。地獄で拷問を楽しんでたことへの罪悪感があるから?かわいそうだなぁ。この人、地獄に落ちる前からトラウマ抱えていろいろ苦労の多い人生だったけど、あんまり表に出さないし、なんだかんだで頼れる兄貴だったけど、このまま立ち直れずにダメダメになったらサムどうするよ。

2009年1月14日水曜日

The OC season3 epi5

The OC season3 epi5 "The Perfect Storm"の感想。いつものことながらネタバレしてます。



ライアン、漁師になって自分探しの旅に出る…。んな唐突な(笑)

ヘスにいやみ言われて、大学進学どころか高校卒業だってどうせ無理と諦めて仕事探しって、君は頭いいんだしコーエンファミリーにあれだけよくしてもらってるんだからそんなに早まらなくてもいいのに。ライアンに漁師の仕事を紹介するジョニーもジョニーだよ。あんまりでしゃばるなよ。

コーエン夫妻というかサンディは結構あっさりライアンを行かせることにしたけど、マリッサはライアンの決断を受け入れられなくて「ジミーと同じように船で逃げ出すんだ。臆病者!」と捨て台詞(っていうのは言いすぎ?)。こうマリッサに言われて考え直したのか、漁師になるのを思いとどまったライアン。前回もそうだったけど今回もこれでライアン&マリッサは別れるかなとはらはらしたけど、丸くおさまってよかったよ。この2人の関係はなんか危ういんだよな。

サマーはテイラーとヘスの関係を暴こうとしてるけど、セスは信じてない様子。でもライアンが漁師になって船出するとなって急に本腰いれます。まんまと罠にはまってモーテルにおびき出されたテイラーだけど、「だったら何?どうせ誰も信じないわよ~」な開き直りっぷりがよいですねぇ~。あの話方にイラッとする時もあるけどいいキャラしてる。結局、サマーの毒舌&sidekickに証拠があるんだぞな脅しで観念したテイラー。最後はサンディーがヘスに脅しをかけてきっちりまとめました。ライアンは復学、ヘスはこれから職探し。やっとヘスがいなくなってよかったよかった。

前はバリバリのキャリアウーマンだったキルスティン。最近どうしているかと思ったら料理に目覚めたみたいです。朝からこったもの作ってるけど、セスもライアンも手をつけてないし(笑)詐欺師だったシャーロットは前回あてがはずれたんで今度はジュリーを利用する気らしく、コンドミニアムをプレゼントしてるけどどうする気なんでしょう。この人もキルスティンのまわりをうろちょろしてうっとおしいなぁ。

2009年1月13日火曜日

The OC season3 epi4

The OC season3 epi4 "The Last Waltz"の感想。ネタバレありです。


退学になったマリッサは公立のニューポート・ユニオン高校で再スタート。ライアンはホームスクール。
今回のライアンはやたらマリッサの世話をやいている感じ。過保護すぎじゃないかい?マリッサが退学になったことに責任を感じているのか、自分だけホームスクールで寂しいのかしら。「俺も公立校に行こうかな」なんてサンディに言ってますがもちろん却下。

マリッサはあの容姿にブランドづくめのファッションで、登校初日から注目の的。発砲事件もあっという間に学校中に広まり、嫌がらせされたりするけど、新しい友達もできて自分でうまくやっていけそうです。なのでライアンは空回りぎみ。学校まで迎えに行ったのに「新しい友達とランチに行くから」と言われ、朝食の約束はすっぽかされるわ、デートに誘ったのに宿題があるからと断られ、それなのに友達とダンスパーティーに行かれちゃって…。ライアンはダンスパーティーへ押しかけたけど、セスの説得で思いとどまりすぐ帰った。

ふてくされてプールハウスに戻ったらマリッサが来ていてライアンはすごく嬉しそう。2人きりのダンスパーティはロマンチックでとりあえずめでたしめでたし。マリッサが最後にプールハウスに来てくれてよかったよ。じゃなかったらライアンはすねてマリッサから離れていったかもね。いつもはわがままお嬢様マリッサのお世話をする保護者ライアンって感じだけど、今回はかまってほしいのに忙しいママ(マリッサ)にかまってもらえなくてすねてるお子様ライアンって感じでした。

それからマリッサはサマーのお家に居候することに。ケーレブが破産状態だったのであの豪邸は差し押さえ。マリッサには心配かけまいと気丈に振る舞うジュリーだけど、一人でモーテルへ行き涙する姿は痛々しい。こっちまで泣けてきた…。こんなのOCはじまって以来かも。

サマーはsocial chairのお仕事にてんやわんや。手伝いを申し出たテイラーの「私、友達がいないの」に続く告白は自分をよく知った発言でちょっと好感が持てたけど、油断してたらsocail chairの座をサマーから奪いました。サマーは苦労して準備したダンスパーティーの手柄を持っていかれて悔しくてたまらない。またテイラーが「この人なくしてこの成功はありませんでした」と紹介したのがヘスだったもんだから悔しさ倍増。ヘス、ここは大人の出る幕じゃないと思うけど、嬉しそうにステージに上がって気持ち悪いんですけど…。

この後、サマーはテイラー&ヘスのキス現場を目撃してびっくり。ヘスは女子高生にたぶらかされて彼女を贔屓してるってことですか。バカ男だな。こいつを手なずけたテイラーはなかなかやり手かも。次回、サマーの逆襲が始まりそうです。

今回、また新キャラが登場。ニューポート・ユニオン校でマリッサの友達になるケイシー、ジョニー、チリ。なんかニューポート・ユニオン校版サマー、ライアン、セスって感じだけど本家に比べるとぱっとしない。まあ友達ができたって、マリッサの親友はサマーだし、ライアンと付き合っている限りはセスも含めた4人で行動することが多いだろうから、ケイシーたちの出番は最初だけかもね。

2009年1月10日土曜日

LOST season3 epi14

LOST season3 epi14 "expose"の感想。

今回はseason3の新キャラ、ニキ&パウロの巻。2人の過去が明らかに…。
以下ネタバレ。


ニキは女優で監督のおっさんといい仲で、パウロはおっさんのおかかえェフ。と思ったら2人はぐるだった。おっさんを毒殺して金庫の中にあったマトリョーシカをGET。その中に目当てのものがあるらしい…というフラッシュバック。

ジャングルで何かを必死で埋めて逃げてきたニキは、ハーリーとソーヤーが卓球しているところに現われて、何か言ってころりと死んだ。この後、パウロもジャングルで死んでいるのが見つかった。この二人はこれでお終い?いいのかそれで…。なんか仮死状態で後で生き返りそうな死に方だけど。ソーヤー、「ニキって誰だよ」「パウロって誰だよ」って連発してるけど、確かに。今までずっと地味にしてたのにseason3になって出しゃばるようになったキャラです。かといって重要な役回り演じるでもなく。別にこれでいなくなってもいいけど、だったら出てこなくてもよかったよ。

今回はseason1の頃の懐かしい顔ぶれと懐かしいシーンが再登場。あの時あのシーンにニキ&パウロもちゃんといたんだってことが後付けで描かれます。ブーン&シャノンに、アルツト先生、イーサンも再登場。アルツト先生は長生きしていたらいろいろ活躍してくれたかもしれないキャラですね。イーサンはseason3になってちょこちょこ出てくるけど、今見るといい人そうに見えてしまう。season1の時は不気味だったのに。でも、なんかseason1の頃のシーンを見てると、あああの頃はよかったよな~と思ってしまいました。いや、今の方が文明的な暮しをしてるし、みんなこの暮らしに慣れてきてまんざらでもない感じなんだけど。なんかドラマとしてはseason1の頃がおもしろかったよなみたいな。しみじみ._.

ニキ&パウロは飛行機が墜落して、あのマトリョーシカを入れたバッグがなくなったのでずっと探していたみたい。その過程で、2人があの飛行機&ハッチを見つけていたとか、そのハッチの中でパウロはベン&ジュリエットに遭遇していたとかのおおっ!な事実が明らかに。

ニキはマトリョーシカを見つけることしか頭にない感じで、パウロに指図ばっかりして嫌な女になっていく。前は愛し合ってたはずなのにね。でパウロもイライラがたまって疑心暗鬼。彼はマトリョーシカを見つけるんだけどニキには内緒にして、パール基地のトイレに隠しました。ニキがロックたちと基地に行くと言った時にパウロがあわててたのは、危ないからやめとけとかではなく、あそこに隠したマトリョーシカが見つかったらまずいからだったんですね。あの時、パウロはのんきにトイレしてたわけではなく、マトリョーシカの中にあるダイヤを回収してたんです。

パウロはお宝を独り占めというより、ニキがダイヤ目当てじゃなく本当に自分を愛してるのか確かめたかったのかも。「見つからなくてよかったのかも。あのままじゃ俺たちはきっとダメになっていた」と言うパウロに、ニキもダイヤより大切なものがあるとわかったのか、2人はいい感じの雰囲気に。でもこの後、ニキはパウロがダイヤを見つけたと知り「裏切りやがったなぁ!」と逆襲開始。アルツト先生、変な虫とかを集めてたけど、その中にいた毒蜘蛛にパウロをかませて、全身麻痺状態にして、ズボンの中に隠し持っていたダイヤを回収。でも自分までかまれちゃったんで、あわててダイヤを隠して、ハーリーとソーヤーのいるビーチへってことだったらしい。ニキったら結構やること怖いけど、トホホな感じです。せっかく隠したダイヤもソーヤーにとられちゃったし。

ところで全身麻痺ってことは、体は動かないけど頭は正常ってことかしら?だとしたら、二人のまわりに集まってみんなが「何で死んだんだろう」とか言ってるのとか、ソーヤーがダイヤを見つけたこととか全部聞こえてたのかな。嫌だね…。「死んでないってば!」っていくら訴えようとしても体がいうこときかないし、早く生き返らないと埋葬されちゃうって状況はかなり怖い。

いつ生き返るんだと思いながら見ていたら、ハーリーがなかなか感動的なお別れのスピーチをして、ソーヤーはダイヤを振りかけてあげて埋葬開始。そろそろ生き返らないとまずいんじゃない?ハーリー&ソーヤーが土をかけ出して、途中でニキの目がバッと開いたけど気づかれないままどんどん埋められていく。土の中からズボッと手が出てきてソーヤーがキレるとかいうおちかと思ったけど、結局こんもり土をもられてしまったよ。ニキ&パウロはこれで本当にお終い?次回、土のなかから這い上がってくるとか?これで死亡なら自業自得な感じの最期ですね。本当に愛し合っていたならダイヤなんかなくても幸せになれたはず._.

LOST season 3 epi13

LOST season3 epi13 "The Man From Tallahassee"の感想。

今回のメインはロック。以下、ネタバレ。



いろいろあってアザーズのバラックに到着したケイト&ロック&サイード&ダニエル。
ジャックが必死な様子で走ってくる、逃げる気か?と思ったらフットボールをしてただけでした。しかも楽しそう…というのを見たケイトの表情がみるみる変わる。これはもめるぞ~という前回epiラストからの続き。

ジャックはアザーズと和解したのか、ひょっとしたら救出を望んでないかもということで、真意を確かめるべく乗り込むケイト&サイードでしたがあっさり捕まりました。ジャックがジュリエットと島を出ることになっていると知ったケイトはショック。結構、命がけで助けに来たのに。「必ず戻る」と言われても信じられる?「私たちを見捨てて自分だけ出ていくつもりだろ」って思われそうだ。でもジャックはジャックでケイトとソーヤーのことを見ちゃってるからね。もうジャックはジュリエットと出て行って、ケイトはキャンプに戻ってソーヤーと幸せに暮らせばよいんじゃない?

ダニエルはバラックについたらさっさと別行動。マイペースでおもしろいです。そしてついに娘のアレックスを見つけました。「私がママよ~」とすぐ出ていくわけにはいかないので離れて見ていただけだけど、アレックスを見つめるダニエルの姿にうるっときました。母娘の再会はいつ?

ロックはベンと再会。この2人の会話はうーん…聞いてるそばから抜けていくというか。この島には不思議なパワーがあって病気が治ったりするんだけど、ベンは癌になるし手術の後も回復が遅くて車イスに乗っている。ロックに「車イスに乗っているのは僕じゃなくて君だ」なんて言われて、ベンは「僕はここで生まれたんだ。誰よりもこの島のことをわかっている」とムキになったりして言い合い。

ロックは島を出たくない。車イスだったのが歩けるようになったんだしそれはわかるけど、他の人にも出ていってほしくないのはなぜ?救助隊呼ばれて島の存在が世間に知れたら、この神聖な場所が汚されちゃうとか?ジャックとジュリエットを島から出したくないベン(こちらはメンツがかかっているから)と利害が一致したわけで、ジャックとジュリエットの目の前で潜水艇を爆破しました。ジャックは結構ショック受けてた感じ。

それからフラッシュバックでロックが車イスになった原因が遂に明らかに。やっぱり父親がらみでした。結婚詐欺がばれそうになったので相手の息子を殺し、ロックに疑われたら「詐欺師だけど人殺しじゃない、信じて」みたいなこと言いながら窓から突き落しましたよ。8Fから落ちて助かったのは奇跡だけど、あの父親のせいでロックの人生めちゃくちゃです。それはお気の毒。でも最近のロックはどんどんわけわからん人になっていてちょっとうっとうしい。もうアザーズと一緒に暮らせばいいじゃない。ベンとも気が合いそうだし。そしてなぜかロックの父親はアザーズに捕まっていました。

2009年1月4日日曜日

LOST season3 epi12

LOST season3 epi12 "Par Avion" の感想。

今回のメインはクレア。以下、ネタバレ。

フラッシュバックで、クレアのお母さんは交通事故で植物状態になったとわかる。運転していたのはクレアで、彼女は罪悪感を持っている様子。どうでもいいけど黒髪だと雰囲気が変わって、これはこれでかわいいです。

で現在。ビーチで目覚めたクレア。チャーリーは彼女が寝ている間、アーロンの面倒をみて、フルーツの盛り合わせ作って、ピクニックの用意をしていたみたい。よっぽどクレアが好きなんですね。つくすタイプ?かわいいね。時々、しつこいけど。二人がいい感じでピクニックを楽しもうとしていたらデズモンドが出てきて、イノシシの群れがいるから狩りをしよう、ピクニックはやめとけと言いだした。不吉な予感。彼はこれまで2度、チャーリーが死ぬのを予知してそれを阻止したけど運命は変えられない、結局チャーリーは死ぬと言ってた。今回もそれがらみ?遂にチャーリー死亡?

とここでクレア、渡り鳥の群れを見て大喜びで走って行った。渡り鳥は生物学者たちが研究のためにタグをつけているから、捕まえてメッセージをつければ回収してもらえるかもとひらめいたのだ。お母さんとネイチャー番組をよく見ていたらしいです。サンとジンに手伝ってもらって渡り鳥捕獲作戦開始。でもチャーリーは水を差すようなことばかり言ってくるし、デズモンドはわざと銃を撃って鳥を逃がしたりするので、クレア怒る怒る。

クレアはデズモンドの後をつけてみた。そしたら彼は岩場にいた渡り鳥を楽々捕獲。「変なの、何でここに鳥がいるとわかったんだ?」と問い詰めたら、チャーリーは渡り鳥を捕まえようとして岩場から落ちて波にたたきつけられて死ぬんだと明かした。そういうことですか。もうちょっとスマートにやったらクレアとチャーリーもケンカせずにすんだかもしれないけど、でもデズモンドはいい人だと思う。チャーリーが死なないように危険から遠ざけて、代わりに自分が鳥を捕まえてあげて。これでクレアもチャーリーもハッピー。二人は仲直りして、クレアはチャーリーを励ましてあげた。

フラッシュバックでお腹の大きくなったクレアは、昏睡状態のお母さんに妊娠したことを報告。既に養子に出すことにしている。それで自分を育ててくれたお母さんに感謝と懺悔、「反抗ばかりして自分は悪い子だった」「あの時(事故の前)も死んじゃえばいいとかひどいことを言っちゃった」と謝る。結局クレアは自分で子供を育てることになるわけだけど、親になってお母さんの気持ちもわかっただろうし、彼女も成長したよな~と思いました。チャーリーを励ますところとか、母の愛を感じます。

あとフラッシュバックで驚きの事実が明らかに。クレアのお父さんはジャックのお父さんでした。二人は兄妹。本人たちはいつこの事実を知るんでしょう?偶然、同じ飛行機に乗り合わせただけの赤の他人のはずが、実は意外な関係があったという展開は好きです。意外なところであの人とあの人がすれ違っていたりするんですよね。これまでのところでは、ジャックのお父さんが死ぬ前にバーでソーヤーに会っていたっていうのがお気に入り。

そういえばepi11がとんでるわ._.

The OC season3 epi3

The OC season3 epi3 "The End of Innocence"の感想。ネタバレあり。



ジミー、ジミー、ジミー。あぁダメ男だ~。season1の頃からそんな感じぷんぷんだったけど、「ジュリーが奥さんじゃね」という同情もあってそんなに悪い感じはしなかったんだけどな。ずいぶん堕ちたもんだ…。

season2のラストで、ケーレブのお葬式のためにハワイから戻ってきたジミー。ゲスト出演だったのでseason3に出てくるかどうか疑問だったけれど、あのままジュリー&マリッサと暮らしはじめて「クーパー家の復活だ」なんて幸せそうにしていたのに。実は、株で失敗して借金作って、ケーレブの遺産目当てで戻ってきたんですね?ジュリーにプロポーズして結婚を急いでいるのも、借金取り立てられてるから。もう最低!今まではジュリーが金目当ての女みたいな扱いだったけど、ジミーの方がよっぽど汚い!ケーレブが実は破産状態で遺産なんてないとわかった途端、夜中にこっそり逃げようとするし…。卑怯者!!

マリッサとジュリーはかわいそうに。ハワイに行って家族4人でやり直そうということになって、マリッサは両親がこんなに幸せそうなのは初めてだし家族と一緒にいたいってことでライアンやサマーと離れる決意までしたのにね。でも、今回のマリッサは大人な対応をしました。ジミーには「行くならもう戻ってこないで。またさよならを言うのはつらすぎるから」と静かに別れを告げて、ジュリーには「大丈夫、私がついている」と言って慰めてあげた。season2の時は荒れまくったけど、彼女も成長したってことかな。

マリッサが去る前の最後の思い出づくりのために、セス&サマーは演劇部のセットを持ち出してビーチにロマンチックな小屋(?)を作ってあげるけど、後で相変わらずうざいヘスに見つかっちゃった。ここは思わず早送りしてしまったよ。もう出てくるな!ヘスめ!なんかテイラーをエコひいきしているみたいだし、気持ち悪いぞ~。

ライアンは、マリッサが家族と一緒に行くと決めてちょっぴりショックだった?マリッサもコーエン家に住めばいいなんて言い出すし。ちょっともめた2人だけど、セス&サマーのおかげでロマンチックな夜を過ごしせたし、結局マリッサも残ることになったし、まだ当面は二人の関係は安泰?

ラストでキルスティンはやっとコーエン家に戻ってきました。コーエン家復活です。セス&ライアンとの久しぶりの再会にうるうる。よかったよかった。

LOST season3 epi10

LOST season3 epi10 "Tricia Tanaka is Dead "の感想。

今回はハーリーの巻。以下、ネタバレ。


フラッシュバックで子供時代のハーリー登場。かわいい、そしてスリム。お父さんと車いじりしていて、「希望を持つのが大事」と教わった。お父さんはこの後、仕事でラスベガスに行くと言って出かけてそのまま戻らなかった模様。

大人になってすっかり体格もよくなったハーリー。宝くじを当てて大金をゲットしたものの不幸続きで、神経質になっている様子。フライドチキンのお店を開くことになったので、地元のテレビ局が取材に来たけど、ハーリーにインタビューしてもパッとしないので、キャスターのトリシア・タナカが店内を撮ると言い出した。ハーリーが火事になったりしないかやたら心配していたら、流星(?)が降ってきてお店が吹き飛んだ。そんなのあり?トリシア・タナカ死亡。ハーリー、呆然。

ハーリーのお母さんは、ハーリーが呪いだなんだと言うので、長年音信不通だったお父さんを呼び寄せた。どうせ金目当てだろうとハーリーはつれない態度。確かにお父さん、金目当てっぽかったけど、最後には「キャブレター(だったっけ?)のお金だけ残してあとは全部捨ててしまえ。そうすれば大丈夫」となかなか感動的なことを言ってくれます。でも、呪いを解くにはオーストラリアに行くしかないというハーリーの決意は固かったんだな…。行きつく先はあの島。

現在のお話に戻ると、ハーリーはリビーのお墓の前で落ち込んでいる。ジャックたちが連れ去られたことなどを報告して、「この島で怖くなかったのは君といたときだけ」とうるうるしている。リビーの死も呪いのせいと思っている様子。浜辺ではチャーリーが落ち込んでいる。デズモンドに嫌なことを言われちゃったからね。そんな2人のもとにビンセントが人間の手をくわえてやってきた。ビンセント、飼い主がいなくなってどうしているかと思ったけど元気そうです。そしてまた変なもんを見つけてくる(笑)。

ビンセントを追いかけたハーリーはジャングルで古びたバンを発見。中にはロジャーというダーマのメンバーらしき男の死体。これを走らせるんだとやる気満々になるけどみんなには相手にしてもらえなかった。ジンはサンの言うとおり英語を勉強した方がよさそうです。ハーリー、笑ってごまかしてジンをうまく引き込みました。それから、ケイトとソーヤーが無事キャンプに帰還し、みんなと感動の再会。この後すぐ、ソーヤーは留守中にテントを荒れされたと知って怒り心頭。「俺のもん返せ!!」とハーリーのもとに現われます。ソーヤーらしくていい!キャンプに戻ってきてイキイキしてます。バンの中にあったダーマ・ビールでご機嫌になり、ジンに英語を教えてあげます。

ハーリーはこのバンを走らせることができたら呪いは解けるはずと考えたみたい。よくわからないけど彼の中では理屈が通ってるんだろうな。子供の頃、修理していた赤い車、お父さんが出て行って修理途中のまま放置されていたけど、お父さんが「お金なんか捨ててしまえ、あの車を直せばそれで大丈夫」みたいなことを言ったから?あの時、ハーリーは言うことを聞かなくて、結局この島に来てしまったから、今度はお父さんの教えに従ってみようってことかな。

「このバンが走れば君も死なない」とまたよくわからない理屈でチャーリーを引き込んで、かなり無茶をした結果、奇跡的にバンが走り出して大喜び。ハーリーは感慨深げです。なんかほのぼのしたepiでよかった。

そういえばepi9の感想がとんでいることに後から気付きました。epi9は、仲間を殺した罪で裁かれて処刑されそうなジュリエットをジャックが助けるお話。あと、フラッシュバックでジャックの腕のタトゥーの由来が明らかになります。ジャックはジュリエットをどう思っているんでしょうね。好意を持ってる?「一緒に故郷へ帰ろう」って、だいぶうちとけています。

ケイトとソーヤーは結ばれたのかと思ったけれど、あれは極限状況でつい成り行きでああなっちゃったってことみたい。ケイトはやっぱりジャックが好きなのか罪悪感抱いているし、それに気づいているソーヤーもつらい。ジャックは、ケイトがソーヤーを選んだと思って自分は死ぬ覚悟で2人を逃がしたわけだから、ジュリエットと一緒に島を出て行こうとしても仕方ないか。私はジャックとアザーズにあまり興味がないので、ジャックはこのままジュリエットと去ってもいいんだけどなぁ…。でもケイトはジャックを助けに行く気だし、三角関係or四角関係でぐるぐるしそうだ。

2009年1月3日土曜日

LOST season3 epi8

LOST season3 epi8 "Flashes Before Your Eyes"の感想。

今回のメインはデズモンド。以下、ネタバレ。


キャンプに戻ってきたロック、サイード、デズモンド。チャーリーとハーリーにエコーが死んだことを報告していたらデズモンドが突然走りだし、海に飛び込んだ。何してるんだと思ったら、溺れているクレアを救出。ジャングルにいたのに何でわかったんだろうってチャーリーが言ったら、ハーリー「あの人、未来が見えるんだ」。ハーリーには思い当たることが二つばかりあるんです。

ところでチャーリー、「僕がやる、僕がやる」ってうるさい。役に立たないんだから引っこんでなさい。クレアが好きなのはわかるけど独占欲強すぎ?デズモンドがクレアを助けたのも気に食わないし、何か変、酔わせてからくりを聞き出そうって…。

season2ラストでキーを回したデズモンド。気がついたら血まみれで床に倒れていた…と思ったらそこは昔、イギリスで彼が住んでいたアパート。赤いのは血ではなくてペンキ。ペンキ塗りしてて梯子から落ちて頭をうったらしい。恋人ペニーが心配している。

これはフラッシュバック?ペニーはデズモンドのアパートに越してきたばかりで幸せそうだ。デズモンドはペニーのお父さんの会社に面接に行って、「娘さんと結婚したい」と言った。Alan Dale登場。The OCのケイレブ役の人です。こういう役どころがお似合い?「お前なんて価値のない人間だ」とデズモンドに完全ダメだし。

落胆したデズモンドは通りでチャーリーに遭遇。「前に会ったことがあるぞ」と言ったけど相手にしてもらえなかった。それまでもデジャブみたいな感覚におそわれることが何度かあったけど、よく考えたら全部、あの無人島であったことなんだとわかった。ということはこれはフラッシュバックで描かれるデズモンドの過去ではなくて、デズモンドが過去にタイムスリップしたってこと?

友人の物理学者に会ってタイムスリップは可能なのかと尋ねたが相手にしてもらえない。そこでデズモンド、今いるバーやかかってる音楽を思い出して、この後起こることを予言してみせた。「TV中継されているサッカーの試合で大逆転劇があって、男が入ってきて『金を返せ』と言ってバーテンをバットで殴るんだ」と自信たっぷりだったけど、その通りにはならなかった。

デズモンドはペニーと別れたことをずっと後悔してたから、本当にタイムスリップしたのなら人生をやり直すチャンス。彼はペニーにプロポーズしようと思って指輪を買いに行った。女店主に勧められた指輪を買おうとしたら、彼女が「あなたは指輪を買わないの」「ペニーにプロポーズをしない。それで彼女は深く傷つく」等々、妙なことを言い出した。彼女はデズモンドが前回(?)どういう行動をとったか全部知っていて、今回も同じようにするんだ、未来は変えられない、それが運命だと諭す。どんなに未来を変えようと頑張っても、宇宙は自分で軌道修正する機能があるから、デズモンドは結局はペニーと別れ、ペニーのお父さんを見返すためにヨットレースに出て、遭難してあの島でボタンを押すことになるんだそう。

デズモンドは納得しなかったけれど、この後突然、心変わり。ペニーと仲良くデート中に撮ってもらった写真を見ているうちに突然、うまくいきっこないと思いだして別れを切り出した。ああだこうだ言うけど、彼が心変わりした理由がよくわからなかったです。ペニーも傷つくよね。さっきまで幸せいっぱいだったのに…。結局こうなる運命ってことで、かなり強引に軌道修正したのかしら。

指輪を捨てて、この前のバーで落ち込んでいたら、聞き覚えのある音楽に、サッカーのTV中継。この前、外した予言はどうやら今日起こることだったみたい。日にちを間違えていたってこと?思った通りに男が「金返せ!」とやって来て、バーテンをバットで殴ろうとしたので、デズモンドは「伏せろ!」と警告して助けてあげたけど自分の頭にがつんと当たってしまった。

気がついたら無人島のジャングル。ハッチはつぶれていて、ペニーと撮った写真を見つけた。やっぱり彼の人生は何も変わってなかった…。切ないね。

結局あれは何だったんでしょう。デズモンドの夢?彼は、キーを回した後、それまでの人生がフラッシュで見えて、そのフラッシュが今も続いている、未来が見えるとチャーリーに教えてあげた。それから彼はクレアを救ったんじゃなくてチャーリーを救ったんだそう。雷に打たれて死ぬのはチャーリー。溺れ死ぬのもクレアじゃなくて彼女を助けようとしたチャーリー。2度救ったけど、必ずチャーリーは死ぬ。気の毒だけどそういう運命、どうやったって変えられない…。

うーん、チャーリーは嫌なことを言われてしまったね。しつこく聞き出そうとするからだよ。

デズモンドは好きなキャラです。season2は「何でここにいるの?」な登場の仕方で、すぐいなくなって、また「何でここにいるの?ていうか何してるの?」な感じで戻ってきて、酔っ払って自暴自棄だったけどseason3は活躍してくれそうです。とりあえずはチャーリーに注意していないと死んじゃうしね。

The OC season3 epi1&epi2

The OC season3 epi1&epi2の感想。ネタバレあり。



epi1 "The Aftermath"
season2ラストでマリッサがトレイを撃ってしまって、トレイは昏睡状態。地検は撃ったのはマリッサではなくライアンではないかと疑っている。マリッサなら正当防衛が通るけど、ライアンなら刑務所行き?という重い展開。でもライアン&マリッサ&セス&サマーの4人はヨットでセーリングして楽しそう。ぎくしゃくしていたライアンとマリッサの関係もうまくいきそうだし、このまま4人仲良くしていてくれたらいいのに…。もうくっついたり離れたりはいいです。

ジュリーはわが子を守るためとはいえ恐ろしいです。トレイがリアルに怯えているし。彼はマリッサに本当に悪いと思っている様子。season2の時は謝りに行ったのに逆ギレしたり、いい人なのか悪い人なのか微妙だったけど。ジュリーに脅されて「撃ったのはライアン」と言って弟を売った形だけど、それでマリッサを守れたんだと思っている?マリッサは「私に悪いと思うなら、ただ本当のことを言ってくれさえすればいい」とトレイを説得。これは結構勇気ある行動だと思う。

ライアンは、トレイがマリッサにしたことは許せないけど、昏睡状態になったことには責任を感じている様子。マリッサも同じかな。トレイがマリッサに謝罪して、真実を話して去って行ったので、気持の上で一区切りついたってことで、今後この事件のことを引きずらないといいけど。

ところでトレイの乗ったバスはラスベガス行き。ということはseason2に出てきたあの女(名前忘れた)のもとに行くつもりかな?うーん、トラブルの予感…。

epi2 "The Shape of Things to Come"
発砲事件が原因でマリッサは退学になってしまいました。正当防衛が認められたなら別に退学にしなくてもいいのに…。かわいそうです。

今回、新キャラが登場。1人はマリッサの後釜を狙うテイラー。目立ちたがり屋で「私って人気者」って思っていたいタイプかな。でもちょっとずれてるというか。嫌な子だけどサマーが本気出せばすぐぎゃふんと言いそうです。一度はsocail chairの座についたけど、すぐサマーに奪われちゃったしね。まあこれで黙っているわけはないですが。
もう一人は新学部長のジャック・ヘス。こいつがマリッサを退学にします。嫌味たらたらでうざい…。カーニバルにやってきたマリッサを追い出そうとして、キレたライアンに殴られ、「お前も退学だ。今度学校の敷地に入ったら警察を呼ぶ」って…。それぐらいで警察呼ぶな!相手は高校生だよ。いい年して大人げない。テイラーはまだかわいげがあるけど、こいつはうざすぎる。ヤダヤダ

あとキルスティンはまだ戻ってきません。リハビリ施設からは出たけど、シャーロットの家に行きました。サンディはショック。彼女のいないコーエン家は寂しいです。シャーロットもepi1から登場の新キャラだけどなんか裏がありそうでいやだな…。

season3はライアン&マリッサ、セス&サマーの関係がうまくいっている以外はいいことなさそうなんだけど。これからどうなるやら…

2009年1月1日木曜日

明けましておめでとうございます。

はじめたばかりのブログですが、今年一年続けるのがとりあえずの目標です。
他にも今年はやらなければいけないことがいろいろ…。頑張ります。

ブログは海外ドラマの感想中心になりそうですが、旅行のこととか他のことも書いていこうと思います。今はヨーロッパ放浪の旅に出てくてうずうず。そんな時間もお金もないのが悲しい。仕方ないので今までに行った旅行の写真やら日記やらを見返したり、ガイドブック眺めたりしてます。

社会人になって文章を書くことがめっきり少なくなった(仕事のメールぐらい?)ので、ブログ書くのはいい刺激になりそうです。この辺境ブログを訪れる人はほとんどいないでしょうが、新年だし一人気持ちを新たにしてみました._.